2018-01-01から1年間の記事一覧
今回は木村拓哉と二宮和也の初共演が話題の原田眞人監督作品「検察側の罪人」の感想です。 観る前の期待度 youtu.be 本作は一応ダブル主演ではなく木村拓哉主演映画という括りだが、宣伝の「木村拓哉VS二宮和也」「二度と観られない世紀の対決」「8.24 対決…
[注意]「花のち晴れ」の軽いネタバレあり 「ジャンプ+」で連載中の「花のち晴れ」が遂に「花より男子」の呪縛から逃れようとしている… 「花のち晴れ」とは!? 神尾葉子の代表作「花より男子」の続編。 本作の主人公・神楽木晴は「花男」の主人公・道明寺司…
[注意]本エントリーは「銀魂」74巻のネタバレと「NARUTO」「BLEACH」の最終回のネタバレに触れています。未読の方はご注意下さい。 「週刊少年ジャンプ」で連載終了が発表された「銀魂」だが、コミックス派の自分は雑誌に遅れを取りながら作品を楽しむ術しか…
ライムスター宇多丸がパーソナリティを務める「アフター6ジャンクション」で昨日放送された宇多丸さんによる木村拓哉スペシャルインタビューが凄く良かったので今回はその感想を書きます。 キムタク流アレンジ 前半のインタビューで宇多丸さんがキムタクに対…
この夏ワーナー・ブラザースが放ったフランチャイズ化を見越した超大作映画「BLEACH」は興行的惨敗に喫し、同じワーナー製作の「銀魂」と入れ替える様に公開1ヶ月で上映を打ち切った劇場も多かったようだ。 当ブログで本作公開後2度に渡り本作を題材にしたエ…
今週号の「週刊少年ジャンプ」で「銀魂」の連載終了が発表された。最終回までは後5回… ついに約15年の歴史に幕を閉じる。今回は「ジャンプ」連載漫画の最終回までのカウントダウンのエントリーです。 カウントダウンは「NARUTO」から! 「週刊少年ジャンプ」…
今回は堤幸彦監督の「SICK'S 恕乃抄 〜内閣情報調査室特務事項専従係事件簿〜」(以下「シックス」表記)に一応の区切りが付いたので感想を書きます。 個人的なスタンス 「スター・ウォーズ」なんかもそうですが、この手の熱狂的なファンが多く付いているタイ…
2018年度上半期映画興行ランキングトップ10を発表します! 第1位 名探偵コナン ゼロの執行人 86.7億円 「安室透を100億の男に!」とファンが盛り上がった作品。100億円には届かなかったが、シリーズ最高興収だった前作の68.9億円を大幅に更新して上半期の第1…
[注意]このエントリーは「ハウルの動く城」のネタバレに触れています。 「金曜ロードshow!」で宮崎駿監督作品が放送される度に観てしまい「やっぱり宮崎駿スゲーな!」と再評価ばかりしているミーハー人間が「ハウルの動く城」の魅力を書きます。 奇妙な動…
今回紹介する漫画は「岸辺露伴は動かない」です。 ジョジョデビューに最適な一冊 「ジョジョの奇妙な冒険」は既に100巻を超える人気マンガです。今から本作を読み始めるのはかなりハードルが高い… <出典:「ジョジョの奇妙な冒険」/荒木飛呂彦/集英社> そして…
今回は東京医大の不正入学や女子一律減点など医学界が騒つくなか山下智久主演の大ヒット月9ドラマを映画化した「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」を観てきたので感想を書きます。 観る前の期待度 月9枠でも視聴率が取れると証明したシーズン3 …
今回はトム・クルーズ主演「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」の感想を語ります! 観る前の期待度 Mission: Impossible - Fallout (2018) - Rotten Tomatoes とにかく前評判が高い本作。 期待出来ない訳がない! トム・クルーズさん、お出迎え!!…
「劇場版コード・ブルー」が最終興行100億円が視野に入る大ヒットスタートを切った。現実問題流石に100億円突破は難しいようにも感じるが、実写邦画としては久々の大ヒットスタートになった事は間違えない。ただフジテレビ製作のテレビドラの劇場版が公開さ…
7月27日(金)から公開中の「劇場版コード・ブルー」の舞台は連続ドラマの3ヶ月後と公式ホームページに書いてあった。そういえば山Pは2018年初頭からトロント大学に留学する設定だから2017年の年末を舞台にしようとしたんだろうなと感じた。ただこの設定のため…
実写版「BLEACH」が7月20日(金)より全国329スクリーンで公開されましたが、土日のオープニング興収は1億3500万円で初登場4位スタートで最終興行収入は約5億円と厳しい結果になってしまった。 本作は続編を視野に入れた作品ですが、実は本作を製作したワーナ…
今回はトム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の地上波初放送を記念して本作のアクションの凄さを解説する。 本シリーズのアクション トム・クルーズ主演の『ミッション・インポッシブル 』シリーズは常に最高峰のアクションを…
安野モヨコ講談社「モーニング」 「マンガトリガー」というスマホのアプリで安野モヨコさんの「働きマン」を4巻まで読みました。なので今回は「働きマン」について語ります。 概要 あらすじ 「働きマン」のザックリしたあらすじを解説すると講談社の「週刊現…
[注意]このエントリーは「ニューシネマパラダイス」が好きな人は不快な気持ちなる可能性があります。 今回は「水曜日のシネマ」という作品の物語とオススメポイントを紹介しながら、個人的な「ニューシネマパラダイス」と因縁を紹介します。 野原多央 講談社…
マイケル・ベイ監督がメガホンを取り最終章3部作の第1章として「最終章の幕開け」というキャッチコピーで公開された「トランスフォーマー/最後の騎士王」の続編の無期限延期が発表された。今回は何故続編が白紙になったかを解説します。 公開前から降板を発…
「実写邦画は危機である。」 そう唱えるのは映画ジャーナリストの大高宏雄さんである。確かに昨年頃から実写邦画の興行収入は低調であり、特に大作映画は絶望的だ。 上の記事を読むと、 大高氏は『シン・ゴジラ』以降、日本の実写映画が活性化できずにいる原…
【ネタバレ注意!】本エントリーは「コンフィデンスマンJP」最終回の重大なネタバレを含んでいます。 長澤まさみ主演の月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」が最終回を迎えた。最終回のオチは実はこの最終回の内容は時系列的には1話目より前というものだったが…
#コンフィデンスマンJP 映画化決定🎉🎉続報を待たれよ!!#長澤まさみ #東出昌大 #小日向文世 pic.twitter.com/jPFAeaVBq5 — 【公式】『コンフィデンスマンJP』 (@confidencemanJP) 2018年6月4日 「コンフィデンスマンJP」映画化決定! 長澤まさみ主演の月9ドラ…
今回は東宝が2021年から展開する予定の「ゴジラ」のユニバース化について書きたいと思います。 ゴジラブランド復活! 先日、日本大学の会見で司会者が日大ブランドは「落ちません」と発言して話題になっていたが、ゴジラブランドは2004年の段階では確実に落…
「ドラゴン桜」などで有名な三田紀房さんの人気コミック「インベスターZ」がテレビ東京で7月より連続ドラマ化されることが発表された。今回は何故本作が実写化不可能だと考えられていたか解説したい。 本作のストーリー まず本作は「投資」をテーマにした作…
「ヒカルの碁」が中国で実写化されるらしいけど地味にハードルが高そうな作品だと感じる。ここで将棋を題材にした「3月のライオン」やカルタを題材にした「ちはやふる」は良かったから碁を題材にした本作もイケるだろうと考える人も多くいると思います。 た…
[注意]このエントリーは「かぐや姫の物語」の重大なネタバレに触れています。 今回は高畑勲監督の遺作となった「かぐや姫の物語」の「姫の犯した罪と罰。」を「憧れ→絶望→受け入れ→死」の順で解説します。 コピーと本編の関係 「ジブリの仲間たち」という本…
今回は「このマンガがすごい!2018」で第14位を獲得した「空挺ドラゴンズ」を紹介します。 桑原太矩 講談社「good!アフタヌーン」 本作の物語 本作は架空の世界を舞台にしたファンタジーマンガで、宮崎アニメを想像させる造形の飛行船を舞台に龍を捉えて売…
皆さんは「ゴールデンウィーク」という言葉の由来を知っていますか?ネット世界で一番信頼があるサイトWikipedia[要出典]の記事を引用すると、 大映と松竹が競作して1951年(昭和26年)に同時上映となった獅子文六原作の『自由学校』が大映創設以来(当時)…
ネタバレ注意 今回は櫻井翔主演・三池崇史監督作品の「ラプラスの魔女」のラストシーンの個人的な解釈。 本作のクライマックスの舞台は洋館だ。昨年公開された「ジョジョ」のクライマックスも洋館だったがその建物と雰囲気は酷似している。その洋館で一際目…
[注意]このエントリーは「デスノート」と「バクマン。」のネタバレを含んでいます。 不評な『デスノート』第2部 「デスノート」はノートに名前を書かれた人間は死ぬというインパクトから実写映画化やテレビアニメ化・ハリウッドリメイクまで社会現象と化した…