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2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【比較】『ドラクエ6』と『FF7』の共通点と相違点/「理想の自分」が生まれた理由と「本当の自分」の違い

ネタバレ注意 『ドラクエ』と『FF』は2大国民的RPGとして常々比較されてきた。今回はそんな人気シリーズの中でも『ドラクエ6』と『FF7』について比較してみたいと思う。 『ドラゴンクエストVI 幻の大地』は1995年12月にスーパーファミコン専用ソフトとして発…

【FF7】「クラウド『元ソルジャーだ!』ティファ『えっ…』」みたいに誤解してる人多すぎ問題

ネタバレ注意 『FF7 リメイク』発売や『FF大投票』開催に伴って、『FF』がネット上の彼方此方で話題となっている。その中でもやはり『FF7』の話題は多く、クラウドが「元ソルジャー」を名乗っているということは格好のネタにされている。一方でそのネタのさ…

「エボウヨ怒りのアルベド認定」/ 『FF10』主要キャラクター・ワッカが「エボウヨ」と揶揄される理由

<注意>『FF10』のネタバレ PlayStation2専用ソフトとして2001年に発売された『ファイナルファンタジーX』は「シリーズ初のフルボイス」「切ないラブロマンス」「アジアンテイストな世界観」「実写と見分けがつかない神秘的な水の描写」「『ザナルカンドにて…

【韓国映画】『パラサイト 半地下の家族』の「チャパグリ(ジャージャー麺)」に投入された「高級牛肉」

ネタバレ注意 『パラサイト 半地下の家族』には「ジャージャー麺」が登場する。この「ジャージャー麺」という表現は日本語字幕版の訳で、この料理を韓国では「チャパグリ」というらしい。 「チャパグリ」とは「『チャパゲティ』と『ノグリ』というインスタン…

「発売当時は叩かれすぎた」「いや、今やってもクソゲー」 発売から10年… 未だ評価割れる『FF13』

『ファイナルファンタジー13』が発売されてから10年が経った。本作は発売当時「クソゲー」と叩かれまくったが、現在では「当時は叩かれすぎていた」「そこまで悪いゲームではない」という擁護意見をよくみる。一方で「言うほど悪くないだけで、ダメなゲーム…

全米で高評価・大ヒット!『バッドボーイズ フォー・ライフ』の勝因は「薄まったマイケル・ベイ要素」

ウィル・スミス主演最新作『バッドボーイズ フォー・ライフ』を観た。17年ぶりのシリーズ第3弾だという。自分がこの企画を最初に聞いたときは「楽しみだ」と思う反面、この手の「X年振りの新作!」みたいなタイプの映画は批評的にも興行的にも厳しい結果に終…

「連載初期は打ち切り寸前だった…」はデマだった!『鬼滅の刃』編集者「そんな危機はなかった」

「2019年コミックス売り上げ1位」「累計発行部数4000万部突破」「初版150万部達成」「『ONE PIECE』『進撃の巨人』に次ぐ史上3作目の週間売り上げ100万部達成」etc…昨年4月クールに放送されたテレビアニメを皮切りに、数々の偉業を成し遂げる『週刊少年ジャ…

カズ・ヒロさん「日本の文化が嫌になった」は「got tired」の訳し方より「submissive」のスルーが問題

第92回アカデミー賞の「メイクアップ・ヘアスタイリング賞」を2019年公開の映画『スキャンダル』で特殊メイクを担当したカズ・ヒロさんは日本出身のアーティストだったことから記者会見で日本についての質問が飛んだ。その際にカズ・ヒロさんは以下のように…

『僕のヒーローアカデミア』/「丸太批判」と「ヒトラーと誕生日が同じ批判」が本質的に違う理由

『週刊少年ジャンプ』で連載中の『僕のヒーローアカデミア』のキャラクターの名前が「731部隊」が捕虜に「マルタ」と隠語をつけていた歴史を連想させるとして中国・韓国から批判を集めた問題。集英社は「疑惑のような意図はない」としながらも名前変更を発表…

観客絶賛!大コケ予想覆す!デザイン変更した『ソニック・ザ・ムービー』がゲーム映画歴代No. 1ヒット!

全世界での累計売上9.2億本を誇る日本生まれの大ヒットゲームを実写映画化した『ソニック・ザ・ムービー』がアメリカで公開された。本作は「何故ソニックはいつもパワー全開で、自信にみなぎり、勇気に満ち溢れているのか-?」という疑問を説く、ソニックの…

「最終回がヒドイ!」と炎上した漫画『LIAR GAME』をドラマしか観てなかったニワカが全巻読破した感想

<注意>『ライアーゲーム』のネタバレ 『マンガBANG!』というアプリで『ライアーゲーム』が全巻無料配信されていたので、ドラマ版しか観たことがなかったニワカがメダルを集めて読んでみた感想。 『ライアーゲーム』とは!? 『ライアーゲーム』は甲斐谷忍先…

『FF7』のエアリス 「花売り」の意味は「売春婦」の隠語という噂の真相は!?

『FF7』のエアリスは初登場シーンが「花売り」とされていることから、「これは『売春婦』の隠語である」と主張する人が度々いる。匿名掲示板などを見ても「子供の頃は気づかなかったよなw」とか「キッズには分からないだろ」とか「大人になってからプレイし…

『カイジ24億脱出編』第6巻 カイジ、保険証を求めて母親の住む実家へ 初期の緊張感は何処へ…

『カイジ24億脱出編』の第6巻を読んだ。 実家に保険証を取りに帰ったカイジは母親にこれまでのことを報告。ただし、「エスポワールに乗って…」とか「鉄骨渡りで…」とか「Eカードで耳と指を…」とか「地下労働施設で…」とか「パチンコ沼で…」とか、そういう話…

アイアンマン役で大ヒット連発だったロバート・ダウニーJr.主演最新作『ドクター・ドリトル』が大コケ

アイアンマン役でお馴染みのロバート・ダウニーJr.主演最新作『ドクター・ドリトル』が全米で公開されたが、興行的に振るっていないようだ。 ロバート・ダウニーJr.といえば2008年に公開されたMCUの1作目『アイアンマン』でアイアンマン役を務めて以降、数々…

【興行収入】DC映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』、『ジョーカー』に続くヒットならず

全米でDCエクステンデッド・ユニバース最新作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が公開された。本作はアメリカの大手批評サイト『ロッテントマト』で批評家支持率80%とフレッシュ認定、観客からも支持率81%と高い評価を得ていた。一方でオー…

アイドルは女の子の「可愛い」を売る仕事?スラックスを選んだ女子高生『さよならミニスカート』

少女漫画誌『りぼん』の連載漫画『さよならミニスカート』を読んだ。 「異例」の宣言で連載スタート nlab.itmedia.co.jp 自分が本作を知ったキッカケは、最寄りのTSUTAYAにある『このマンガがすごい!』のトップにランクインしたマンガを紹介する棚で偶々目…

6種類の第1話が集結!発売前に2度の重版!誕生50周年記念てんとう虫コミックス『ドラえもん 0巻』

『ドラえもん』の0巻を読んだ。 0巻とは!? 『ドラえもん』は小学館の学年誌である『よいこ』『幼稚園』『小学一年生』『小学二年生』『小学三年生』『小学四年生』の各雑誌に同タイミングで連載を開始したため第1話が事実上「6作品」存在する。今回の0巻で…

アカデミー作品賞『パラサイト』で「日本映画」が話題 批判の矛先は「漫画の実写化・ドラマの劇場版」

アカデミー賞の作品賞を韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が受賞した。アカデミー作品賞でアジア映画が受賞するのは史上初で、「歴史的快挙」として話題になっている。そんな中で話題になるのが「日本映画」。「韓国映画が世界的に評価されたのだから日本…

『ヲタクに恋は難しい』初登場1位スタート 福田雄一監督『銀魂』以降、興行収入10億円超えヒット連発

アカデミー賞の作品賞を韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が受賞したことで「日本映画」について話題になる中、先週末公開された福田雄一監督最新作『ヲタクに恋は難しい』が週末動員ランキング初登場1位を獲得した。本作は全国304スクリーンで封切られ、…

『翔んで埼玉』地上波初放送で16.7%の高視聴率!『美女と野獣』『シン・ゴジラ』を超える

2020年2月7日(土)にフジテレビで地上波放送された『翔んで埼玉』の視聴率が16.7%だったことが分かった。実写映画の地上波放送で視聴率で15%を超えるのは昨年放送された『美女と野獣』が15.6%を記録して以来。また実写邦画としては2018年に地上波初放送された…

「グロ」「エロ」「ゲロ」の後にくる、マキマさんとの「世界一ピュアな間接キス」/『チェンソーマン』

藤本タツキ先生が『週刊少年ジャンプ』で連載するダーク・ファンタジー漫画『チェンソーマン』の「謎の魅力」に迫るエントリーの第2弾! 前回のエントリーでは「雑な絵が魅力となるグロシーン」や「無駄にしか思えない不必要なボケの連鎖によるテンポの良い…

【評価】興行収入65.4億円の大ヒット作品の続編『マレフィセント2』が14.0億円まで大幅ダウンした理由

昨年公開され、早くもソフトの販売・配信が開始されたアンジェリーナ・ジョリー主演の『マレフィセント2』。本作は2014年に公開され興行収入65.4億円の大ヒットを記録した『マレフィセント』の続編だが、日本での興行収入は14.0億円と前作の2割程度という寂…

『僕のヒーローアカデミア』改造人間生み出す医師「志賀丸太」が「731部隊」を連想 中国・韓国から批判

<出典:堀越耕平/集英社> 『僕のヒーローアカデミア』のキャラクターの名前をめぐる問題で集英社と堀越耕平先生が釈明と謝罪をした。改造人間を生み出す医師の名前が「志賀丸太」であったことから、「旧日本軍の731部隊が捕虜の名前を『マルタ』と呼んで人体…

【評判】『ターミネーター:ニュー・フェイト』興行収入「大爆死」で続編・新作製作は「絶望的」か

昨年11月に公開され、興行収入23.5億円のヒットを叩き出した『ターミネーター:ニュー・フェイト』のソフトが販売・配信が始まった。本作はシリーズ生みの親であるジェームズ・キャメロン監督とサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが『ターミネーター2』以降…

『ジャンプSQ』に新作読み切り『DEATH NOTE aキラ編』掲載!広がり続ける「デスノ・マルチバース」

『デスノート』の新作読み切りが発表された。内容自体は以前公開されたネームを読んでいたので知っていたが、扉ページのアオリであった「今この時代のデスノートの物語。」に相応しい内容だった。 しかし改めて『デスノート』の「このノートに名前を書かれた…

シュレッダーにかけて忘れたい!?2019年度大コケ映画<洋画編・後編>

もしかしたら関係者が「シュレッダーにかけて忘れたい!」と思ってるかもしれない2019年度に公開して興行的に失敗した映画。今回は洋画編の後編。 アド・アストラ ブラット・ピット主演のSF映画。製作費0.875億ドルに対して全米興行0.49億ドル、世界興行1.26…

シュレッダーにかけて忘れたい!?2019年度大コケ映画<洋画編・前編>

もしかしたら関係者が「シュレッダーにかけて忘れたい!」と思ってるかもしれない2019年度に公開して興行的に失敗した映画。今回は洋画編の前編。 アリータ:バトル・エンジェル 木城ゆきと先生の漫画『銃夢』をジェームズ・キャメロン監督製作で実写映画化さ…

ジャンクションシステム「理解せず」 ラスボス手前で詰みかけた『ファイナルファンタジーVIII』

1999年発売された『FF8』の売上本数は370万本と『FF』史上最大の売り上げを誇る作品だ。それにも関わらず、同じくPlayStationで発売された『FF7』と『FF9』のような高い評価を得ているイメージはない。それどころか、『FF7』のファンには「8が売れたのは評価…

「ブン投げEND」「バッドエンド」と捉える人の気持ちが分からない『恋は雨上がりのように』の結末

<注意>『恋は雨上がりのように』のネタバレ 今更ながら『恋は雨上がりのように』を読んだ。 本作は眉月じゅん先生が2014年から2018年まで『ビッグコミックスピリッツ』(連載初期は『月刊!スピリッツ』)で連載されていた人気漫画。「2015年度コミックナタリー…

『ファイナルファンタジーⅦ』のクラウドの口癖が「興味ないね」になった理由が切なかった

『FF7』のネタバレ注意 『ファイナルファンタジー Ⅶ』のリメイク版が発売される。基本的に『ドラクエ』派の自分にとって、『FF』は「気取っている」という偏見を持っていた。そのため『ファイナルファンタジーⅦ』のオリジナル版をプレイしたときに、クラウド…