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2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

夏休み映画興行収入レポート2020/『今日から俺は!!劇場版』『コンフィデンスマンJP プリンセス編』がヒットも…

新型コロナウイルス感染拡大の影響による「全国一斉休校要請」「不要普及の外出自粛要請」「緊急事態宣言」などにより、2020年の映画興行界は3月以降絶望的な数値が並んだ。特に「緊急事態宣言」発令中の4月は前年比96.3%減で総額6.88億円、5月は前年比98.9%…

米林宏昌監督「『千と千尋の神隠し』のブヨブヨした食べ物はシーラカンスの胃袋」、一方で記憶違いの可能性も…

お父さんが食べてるブヨブヨした食べ物はシーラカンスの胃袋と絵コンテに書いてありました。ハクはシュッと動いてピタッと止まるので原画が少なくて楽チン。千尋はビクビクしてるので原画が多くて大変。 — 米林宏昌 (@MaroYonebayashi) 2020年9月19日 『千と…

「時間の逆行」、それは誰もが体験した映像で遊ぶ経験/クリストファー・ノーラン監督最新作『TENET テネット』感想

クリストファー・ノーラン監督最新作『TENET テネット』を観た。 youtu.be 今回の作品は予告編からも分かる通り、「時間の逆行」が描かれる。恐らく多くの人が小さい頃に過去に自らが撮影した映像、または映画やドラマ、アニメなどの映像作品を逆再生するこ…

コロナ禍の今こそ多くの子供達に観て欲しい『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』

『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』を観た。 物語は地上の落書きをエネルギーに浮かぶ王国「ラクガキングタム」時代の流れで地上から落書きがめっきり減ったことで崩壊の危機に直面したことから、人間たちに無理やり落書き…

「エンタメと社会問題」「オレはお前たちの物語にはならない」「新型コロナとスイッチ」、『MIU404』最終回の感想

TBSテレビの金曜ドラマ『MIU404』が最終回を迎えた。本作は「脚本:野木亜紀子」「プロデュース:新井順子」「演出:塚原あゆ子」の『アンナチュラル』チームが手がけた綾野剛・星野源主演オリジナルドラマ。物語は犯人逮捕にすべてを懸ける初動捜査のプロフェ…

『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』完結、「読者に問いかけるラスト」と「問いにコメント欄で答える読者」

講談社の『マガポケ』で連載されていた『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』が完結した。 pocket.shonenmagazine.com 本作のあらすじは以下の通り。 かつて、僕は悪魔だった。半年間の失踪を経て、記憶の全てを失ってしまった高校生、斎藤悠介。記憶喪失なりに平穏…

涙なしには観られない宮崎吾朗監督作品『コクリコ坂から』の魅力と欠点

【注意】『コクリコ坂から』のネタバレ 宮崎吾朗監督作品『コクリコ坂から』、個人的には地上波で放送される度に全編鑑賞するくらいには好きな作品なのだが、胸を張って他者に薦めることが出来るかと問われれば、少し奥歯に物が挟まった言い方しか出来ないと…

「一生に一度は、映画館でジブリを。」/スタジオジブリ再上映4作品の「興行収入」と「テレビでしか観てない世代」

「一生に一度は、映画館でジブリを。」 新型コロナウイルス感染拡大の影響により2020年度上半期の映画興行は大きなダメージを受けた。そんな中、スタジオジブリは「一生に一度は、映画館でジブリを。」というコンセプトで『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』…