今全国の映画館では「ナラタージュ」と「先生! 、、、好きになってもいいですか?」が公開されています。
この2つ、予告編を観て多くの人は思ったでしょう。
この映画似てない?と…
まず、主演が両方ジャニーズ。
先生!は生田斗真。
これは、先日の嵐にしやがれでもネタにしていたが、両方先生でしかもメガネをかけている設定。
しかもどっちも社会科の先生だ。
ジャニーズ事務所はなぜ間隔を開けなかったのか…
そして物語は、どちらも生徒が先生に恋をする話。
片方は卒業してからの話みたいだけど予告だけの印象なら似てるなーと思わずにいられない。
なぜこんなことが起こるのか?
映画の企画は時代の流行に沿って考えられる。
恐らく東宝とワーナーのプロデューサーが同じ時期に時代をリサーチした結果、同じような企画を立てたため今回似たような作品が同時期に封切られてしまったのだろう。
そのため過去にははやぶさブームに乗ってはやぶさ映画が同時期に3本も製作されたこともあった。
しかも3本とも見事に大コケしてしまった。
これは実話をベースにしてるので話の大筋は全部一緒だ。
また監督や役者などスタッフ・キャストの技量がはっきりと見えてしまう作品でもあった。
ハリウッドでも同じホワイトハウス映画のホワイトハウスダウンとエンドオブホワイトハウスが同時期に封切られたりした。
ダウンの方は大コケでエンドの方は続編が作られるくらいヒットして命運が完全に分かれた。
また同じ隕石衝突映画であるアルマゲドンとディープインパクトの公開時期が被ったエピソードは有名だ。
この2つは「ツイスター」という竜巻映画が大ヒットしたために同時期に企画された。
また脚本家のチームもほとんど同じというハリウッド映画製作システムが裏目に出た代表的な例である。
ちなみにどちらも大ヒットしている。
今回ナラタージュの興行はイマイチで、先生はコケた。
これは客層が被り、同じようなのを同じ時期に観たくないという無意識から避けられたのもあるだろう。
では結末はどうなのだろうか?
2つを実際に見比べてみるのも面白いかもしれない。
最後に「先生! 、、、好きになってもいいですか?」のタイトル長すぎる。
チケット購入時はやはり先生!と好きに〜の間は間を貯めるのが気になる。