「ターミネーター6」はジェームズ・キャメロン監督が原案とプロデューサーを兼務し、「デッドプール」のティム・ミラー監督がメガホンをとり製作されると発表された。キャストにはシュワちゃんはもちろん、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンも出演し、「ターミネーター3」「ターミネーター4」「ターミネーター新起動/ジェニシス」をなかったことにして「ターミネーター2」の正式な続編になるとされる。
つまり2015年に新3部作として公開された「ターミネーター新起動/ジェニシス」の続編は事実上消滅したということになる。
- 「新起動」の伏線
もう3年前の映画なのであまり覚えてないが、エンディングの途中に出てきた映像の伏線が回収されることはもう無いのだ。
サラが幼少期の時に送られてきたT-800が誰の手で、どういう意図で送られたかの謎が解けることはもう無いのだ。
液体金属の能力を手に入れパワーアップしたT-800の活躍が観れることはもう無いのだ。
娘のようにサラを愛する父親のようなT-800はもう観ることが出来ないのだ。
- キャメロンの大絶賛のホンネ
ちなみに本作の公開時ジェームズ・キャメロン監督は、「『ターミネーター』シリーズファンには必見の作品だ!」と本作を絶賛していた。
しかし今回の製作決定時でのインタビューで、
これはよく知られていることだと思うけど、僕が離れてから作られた『ターミネーター』作品に対して、僕はそこまでの敬意を抱いていないんだ。アーノルドが親友だから、彼のためを思って、当時は協力的だった。彼とは33年もの長い付き合いだから、いつでも協力してきたし、否定的になりすぎることはなかったと思う。でもいろいろな理由から、僕はそれらの作品に納得できなかったんだ
とこの発言はリップサービスだったことを暴露。
実は当時キャメロンが最も褒めていた新旧T-800の戦闘シーンは製作側からアドバイスを求められキャメロン本人が考え作品に使用されたアイデア。
つまりキャメロンは自分のアイデアのシーンを、「1.2作目をリスペクトした作りだ。新たな命が吹き込まれたシリーズのルネサンスだ。」と絶賛していたことになる。またキャメロンは、「期待を遥かに超える超える展開だ。予想外のどんでん返しだ。」と語る展開を同じ動画内であっさりネタバレしてたり、「製作には関わってないが見るのが楽しみだった」と自分は本作の製作には関わっていないことを強調してたり…本心ではキャメロンは、「本作は私にとっての『ターミネーター』の3作目だ」とは思って無かったんだろうな…
- 最後に…
まぁ、微妙な出来の作品だったのは確かでしたが… 「ターミネーター6」公開時に「新起動」の続編はどういう展開にする予定だったのかを裏話的に語ってもらいたいです!