今回紹介するマンガは奥浩哉先生の『GIGANT』です。
- 3大出版社を制覇した奥浩哉最新作
集英社の『ヤングジャンプ』で『GANTZ』を、講談社の『イブニング』で『いぬやしき』を連載しヒットを飛ばした奥浩哉先生が、今度は小学館の『スピリオール』で最新作『GIGANT』を連載中!日本の3大出版社を制覇したという実績だけでも「奥浩哉作品は面白い」という証明の一つになることは間違いないだろう。
- ネタバレ無しで読んで欲しい作品
そんな3大出版社を制覇した記念すべき作品である『GIGANT』だが、出来れば事前情報を入れないで読んで欲しい作品だ。
とは言っても全く情報を知らないマンガを買うのに抵抗がある気持ちは分かる。第1話の内容だけを少し紹介するなら将来の夢が映画監督の主人公の近所に偶々好きなAV女優が住んでいて知り合いになるという内容だ。出来る事ならもうこれ以上の情報を入れず『GANTZ』『いぬやしき』を描いた奥浩哉先生を信じて読み始め欲しい。ただ当然前2作品やその他奥浩哉作品を読んでいない人からすれば漫画家への信頼度は無い訳だからこの下で本作を読みたくなるようなヒロインを襲うある現象を少しだけ紹介する。
以下ヒロインを襲うある現象をネタバレ
- 巨大化するヒロイン
本作のタイトル『GIGANT』には「巨大」という意味があるが、本作で巨大化するのは他ならぬAV女優のヒロインだ。つまり彼女のおっぱいが大きいから『GIGANT』というタイトルだった訳ではないのだ!そして巨大化したヒロインはその体を生かして今までの常識では考えられないようなAVの主演を張る。ただもちろん「巨大化してAV女優として大活躍!」で終わる奥浩哉作品では無い。この後更なる衝撃展開が待っているのだが、何故彼女が巨大化したのか経緯も含めて是非漫画を読んでほしい。
- 実写化不可能
そして本作の帯には「実写化不可能」の文字が踊る。『GANTZ』『いぬやしき』と実写映画化の実績がある奥浩哉作品なら本作も実写化は夢ではないと考えていたが、実際読み始めるとそのハードルを理解した。何故なら巨大化した女体を描くには最新のVFX技術を駆使しなければならず巨額の製作費が必要だが、巨大化した女体が描かれると商業作品としては公開し難い。しかし低予算でやれば映像がチープになってしまう… その為仮に実写化されてもレーティングの為に乳首は映らない大作か乳首が映るけど低予算な映画かの2つに1つしかない。つまりこの作品は漫画でこそ活かせる設定なのだ!
- 最後に…
本作はヒロインの巨大化の他にインターネット投票によって空から〇〇〇が降ってきたり、人気俳優〇〇が新宿を〇〇で走ったりと先の読めない展開が連発する!
まだ1巻しか出てきないので読み始めるならこのタイミングを逃すわけにはいかない!オススメです!
※下リンクの小学館の公式ホームページで『GIGANT』の1巻が試し読み出来ます!興味のある人は是非!