『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』が山崎貴監督によって3DCGアニメ映画化が決定！

[注意]『ドラクエV』のネタバレあり

『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』が3DCGアニメ映画になります！注目ポイントをまとめたはずが「不安だ！不安だ！不安だ！」という内容になってしまったエントリー。

総監督・脚本は山崎貴

本作の総監督・脚本を勤めるのは『friendsもののけ島のナキ』や『STAND BY ME ドラえもん』などの3DCGアニメ映画を監督した山崎貴。2020年東京オリンピックの開会式・閉会式の演出も担当するなど日本を代表する映画監督の1人。過去の実績からCGにお金をかけすぎてスクエアに大打撃を与える某映画のように黒歴史なる事はあり得ない安心な監督。全2作の3DCGアニメ映画同様3D映画だといいなと思ってます。

注目ポイント

個人的に気になってるポイントを書きます。

主人公は喋るのか！？

「『ドラクエ』の主人公はあなたです」

つまり自分が主人公。だから『ドラクエ』の主人公は某RPGと違って「敵から見れば此方側の正義も悪で、敵側の思想も彼らにとっては正義なのか…」みたいなドラゲナイな苦悩を吐露する事はあり得ない。しかし映画。映画の主人公が一言も(『ドラクエV』は一部喋るシーンあるけど…)喋らないことが許されるのか… と思ったけど漫画とか普通に話してるからセーフなのか？でもベラベラ結婚相手に愛とか語り始めたら冷めるし複雑だよな… 「えっ？お前そんな口説き方でビアンカ落としたの？」とか「幼馴染ネタ以外口説き文句ないの？」みたいな失望をするようなキャラクターになってたら嫌だな…

結婚相手はビアンカかフローラか？

『ドラクエV』の最大の特徴は人生最大の選択イベントとも言える結婚を疑似体験出来る事。候補は幼馴染のビアンカと金持ちの家の娘フローラどちらか。パッケージのイラストからも分かる通りストーリーはかなりビアンカが優遇されてるので、大抵の人は最終的にビアンカを選ぶがまずルドマンを選ぶのが定石。この辺りのギャグを再現することは確実だろうが、山崎貴監督はどちらの女を選ぶ物語にするのか？監督の今までの映画を観る限り王道を外すようには思えないからほぼ確実にビアンカだと思うけど…

ちなみに自分の知り合いは冒険の書にいちいちセーブして全ての女のステータスを確認してから最終選択をするという「なんだかな」という奴がいました。そいつは大学も最初は医学部志望で無理だと察すると薬学部志望に変え、さらにその後受かった薬学部の大学のランクが気に食わないとかいう理由で別の学部の国公立大学に進みました。だから自分の中でフローラを選ぶ奴は数字だけで物事を判断する奴だと思っています。滅茶苦茶な偏見ですね。でも数字で選ぶなら興行的には絶対ビアンカだと思うよ！ビアンカにしよう！ビアンカにすれば男ウケも女ウケも間違いなし！正に『ドラ泣き』だよ！

デボラ登場はあるか？

凄いビアンカ推しをしている自分ですが、DS版ではデボラを選びました。デボラとはDSのリメイク版から登場する第3候補の女性でフローラの姉で唐突に「仕方がないから結婚してあげる」と上から目線で選択候補に入ってきます。甘やかされて育ったので物凄く傲慢な性格です。でも自分は上から強気で来られると弱いのです。だから選びました。ちなみに上でフローラを選んだ知り合いは「デボラは一番ない」とか訳の分からない事を言ってました。映画版では存在が消される可能性は高いでしょう。自分も上から目線で来て選ばれないデボラは見たくないので出演して欲しくないです。彼女の負ける姿を見たくないのです。彼女は自分の胸の中で幸せに生きていて欲しいです。この文章自分で書いててキモいな…

キラーパンサーの名前は！？

『ドラクエV』ではキラーパンサーが登場し、その名前を付けれます。選択候補は「ボロンゴ」「プックル」「チロル」「ゲレゲレ」で、リメイク版では更に選択肢が増えています。『ドラクエ5』は選択イベントが多いですが、これは順に「はい」「いいえ」を選ぶ事で選択肢が増えるので特に考えず「はい」を押した人はこの選択イベントを知らない人もいるかもしれません。ちなみに堀井雄二さんは「ゲレゲレ」がお気に入りみたいです。自分も確か「ゲレゲレ」にしました。いや、「ボロンゴ」かも… 忘れました。

ちなみにこのキラーパンサーの名前の候補はビアンカが考えたものです。そしてキラーパンサーは後のイベントでビアンカのリボンが重要アイテムになります。幼少期の話と合わせてもビアンカを選ばなくては脚本の整合性が取れません。フローラを選んだら「幼少期の話は何だったんだよ！」とまたライムスター宇多丸にディスられます。だから脚本的にもビアンカしかいないのです。「デボラ派のお前が何言ってるんだ！」という批判は甘んじて受け入れます。

ちなみに上でフローラを選んだ奴はビアンカの思い出のリボンの使い方が分からず「キラーパンサーを倒せない」と自分に相談してきまして。なので自分は「レベル上げには苦労した」とアドバイスしました。嘘はついてません。リボンの意味が分からないのが悪いのです。自分はすぐにピンときました。いくら向こうのが高学歴でも自分のが人間として上という訳です。えっ？ネットに人の悪口ネチネチ書いてる時点でお前の負け？

その通りです…

初夜のシーンは！？

『ドラクエV』の名シーンの一つである初夜。確実に映像化されるけど、やっぱり夜は画面がブラックアウトしていつもの音楽がかかる演出なのかな？

予告編で子供のビジュアルを…

『ドラクエV』では結婚して子供を産みます。その子供の髪の色は選んだ花嫁によって変わります。つまり予告編で子供のビジュアルを見せたらアウトです。「やっぱり金じゃん！ビアンカ確定！」となってしまうのです。ミスリードで予告編だけは黒にするとかはやめて欲しいですね。どうせなら全く見せないで引っ張るという方式でやって欲しいです。

モンスターは仲間になる？

『ドラクエV』のもう一つの特徴はモンスターが仲間になる事です。「なんとスライムがおきあがりなかまになりたそうにこちらをみている！」のアレです。でもアレやると脚本が散らかりそうなのでやらないと思います。でもネタとしてやりたいからやるのかな？ちなみに勇者よりモンスターのが強い現象が起こるケースが続出…

他にも色々「アレどうなるんだろう？」とか気になってる部分はありますが、予告編どころかビジュアルすら公開されてない映画についてこれ以上書いてもキリがないので一旦切り上げます。