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『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』批評家支持率『最後のジェダイ』から大幅ダウン 何故?

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け (通常版) (字幕版)

<注意>『スカイウォーカーの夜明け』ネタバレ

スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』のロッテントマトの批評家支持率が58%と余り宜しくない。ちなみに『最後のジェダイ』の批評家支持率は91%とメッチャクチャ高評価だった。

 

 

当時の批評家は「レイはダメな親に捨てられた唯の可哀想な子で、特別才能のある人と血の繋がりがあるわけでもない普通の子。エンドクレジット手前で箒を引き寄せたカジノの少年のように誰にでもチャンスはあるというメッセージが込められている」みたいな評価の仕方をしていた。でも『スカイウォーカーの夜明け』でレイはパルパティーンの孫だと判明した。また批評家たちはレイの親を「子供を捨てるダメな親」扱いしたけど、現実は命を張って「レイを守った素晴らしい親」だった。

 

 

ただこの展開は別に批評家たちがミスリードに引っかかったわけではない。当時は本当にそういう意味で作られていたのに、後からミスリードということにしてしまったのだ。

 

 

だから批評家の評価が低いのは「エピソード9」単体で観た時の評価ではなく、「エピソード7・8・9」という三部作の最終作として観た時の評価なのだろう。そのため公開当時大絶賛だった『フォースの覚醒』の評価も、三部作の一作目として評価を下方修正している批評家も多いはずである。

 

参考記事

Star Wars: The Rise of Skywalker (2019) - Rotten Tomatoes

Star Wars: The Last Jedi (2017) - Rotten Tomatoes