最終回視聴率20.4%を記録した阿部寛主演・日曜劇場『ドラゴン桜』は南沙良演じる早瀬菜緒が東大に不合格も現役で青学に進学することも話題になった。
- 原作・ドラマ共に熱しやすく冷めやすい早瀬菜緒
🌸 日曜劇場『#ドラゴン桜』🌸
— 【公式】日曜劇場『ドラゴン桜』応援ありがとうございました!!🐲🌸 (@dragonzakuraTBS) 2021年3月10日
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早瀬菜緒はドラマオリジナルキャラクターではなく、原作にも登場するキャラクター。原作では実家が「ちゃんこ料理屋」でビジュアルのイメージも異なり、また原作はドラマと違い底辺校ではなく進学校が舞台なので初登場時の学力レベルにも大きな差がある。一方で親との関係は良好で、これまで何不自由なく暮らしてきており、ノリが軽く、熱しやすく冷めやすく、原作では小杉に、ドラマでは岩崎に憧れを持つなど共通項は多い。所謂、さとり世代のステレオタイプな女子高生像を描いたと思われるキャラクターだ。
- 桜木の「東大一本勝負主義」に反して…
そんな早瀬菜緒だが東大専科で1年を過ごす中で、歴代キャラクターで唯一桜木の「東大一本勝負主義」に反して、自らの意思で原作ではセンター利用で明治・青学、ドラマでは共通テスト利用で青学に出願して桜木を驚かせる。原作・ドラマの早瀬菜緒共に彼女が重視していたのは東大合格という結果ではなく1年間最後まで全力で勉強したという経験であり、東大専科に入ったことで東大が不合格でも憧れの明治・青学に楽々合格できるというのは、彼女にとっては「運に乗っている」というポジティブな解釈になるのだ。そのため青学に進学したドラマ版の早瀬菜緒はきっと充実したキャンパスライフを送れるだろうし、そういう人生が歩めるのは桜木が言うところの「自分の信じる道」を行った結果なのだろう。そういう意味では流されやすい性格だった早瀬菜緒が劇中で一番成長したキャラクターだったのかもしれない。
以下原作のネタバレ
- 最後に…
ちなみに原作の早瀬菜緒は東大に合格しているが、「仮に東大専科で東大落ちても、そこでの努力のおかげで憧れの明治・青学に楽々受かるから運に乗ってる」というポジティブな生き方に憧れるし、自分もそう生きたい。