実写映画版『東京リベンジャーズ』が『るろうに剣心 最終章 The Final』を抜いて、本年度実写邦画No. 1ヒット(最終的に『嵐』のライブ映画に首位を譲り2位)となった。
- 実写映画化、アニメ化でコミックスも重版
公開日:2021年07月09日(金)
公開館:350館(350スクリーン)
配給:ワーナー・ブラザース
オープニング:6億9643万4440円(3日間)
東京都・新規感染者:823人
最終興行:44.7億円
和久井健氏の人気コミックを実写映画化した『東京リベンジャーズ』が興行収入44.7億円で本年度実写邦画No. 1ヒット。本作は映画公開と同時期にテレビアニメも放送されており、相乗効果で人気を獲得。原作コミックスの累計発行部数も昨年9月の500万部から4000万部まで伸ばし、今年の検索ワードランキングでも上位を獲得するなど『呪術廻戦』と共に2021年を代表する漫画となった。
- コロナ禍の夏はヤンキー映画が熱い！
昨年から世界中が新型コロナウイルスのパンデミックに陥ったことで、映画の興行収入は全体的にダメージを喰らっているが、昨年の夏の実写邦画のヒットが福田雄一監督の『今日から俺は！！劇場版』で、今年の夏が『東京リベンジャーズ』。この事実を踏まえるとコロナ禍の夏はヤンキー映画が熱いのかもしれない。
- 続編内定報道、『るろ剣』とバトンタッチ
本作は続編も内定しているという報道もあるが、今年は後述する実写映画版『るろうに剣心』シリーズが完結したことを踏まえると、日本のワーナー・ブラザースとしては、いい感じに人気漫画の実写映画シリーズのバトンタッチを成功させる形となった。
- 最後に…
2020年代の人気漫画の実写映画界は『キングダム』と『東京リベンジャーズ』が引っ張っていくのかもしれない。
国内映画ランキング(2021年7月10日～2021年7月11日) - 映画.com 東京卍リベンジャーズ：累計4000万部突破 1年で8倍に急増 アニメ、実写映画人気が追い風に - MANTANWEB（まんたんウェブ）
