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【興行収入・配信】アカデミー作品賞ノミネートのスピルバーグ監督ミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』も不発

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スティーブン・スピルバーグ監督最新作『ウエスト・サイド・ストーリー』が公開され、週末2日間の興行収入が1億3700万円、初日含む3日間累計で興収2億円と最終興行10億円突破が厳しいスタートとなった。

 

 

  • コロナ禍で不調の洋画

ウエスト・サイド物語(字幕版)

本作は1961年に映画化された名作ブロードウェイミュージカル『ウエスト・サイド物語』の再映画化作品。コロナ禍以降の日本での洋画は不発が続き、昨年度は興行収入10億円突破作品は僅か5本で合計興行収入は歴代ワーストを記録した。また本年度は既に『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』『マトリックス レザレクションズ』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の3本が興行収入10億円を突破しているも、先週公開の『ゴーストバスターズ アフターライフ』は評判がいいにも関わらず、最終興行12.4億円を記録した2016年公開リブート版の半分以下のスタートで、最終興行10億円は突破しない見通し。その流れで公開されたアカデミー作品賞にもノミネートされるスティーブン・スピルバーグ監督のミュージカル映画も10億円突破が難しいスタートとなると、人気シリーズの続編以外はまだまだ厳しい状態が続くのだろう。

 

 

  • 配信によりロングランヒットは期待できず

ラ・ラ・ランド(字幕版)

グレイテスト・ショーマン (字幕版)

またコロナ禍前の日本では大作ミュージカル映画は『レ・ミゼラブル』『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』などが興行収入40億円以上のヒットを記録し、評判が悪かった本格的なコロナ禍直前に公開された『キャッツ』も13.5億円を記録するなど、評判の割に物足りなさを感じざるを得ない。勿論、ミュージカル映画はオープニングに対して興行が伸びやすい傾向にはあるが、本作は既に3月30日より「ディズニープラス」での配信が決まっているという話が出回っており、今後息の長い興行はあまり期待できないような気もする。勿論、本作がアカデミー作品賞を受賞すればそこからロングランヒットに繋がる可能性もあるが、配信が始まってしまえば、どんなに口コミで広がっていっても、そこでブレーキがかかるのは間違いないだろう。現に2014年公開の『アナと雪の女王』は本作と同じミュージカル映画だったが、ソフト発売の発表と同時に勢いを落とした。

 

 

  • 最後に…

2月はトム・ホランド主演『アンチャーテッド』やポアロシリーズ最新作『ナイル殺人事件』が控えているが果たして…

 

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