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大コケで打ち切りかと思いきや、まさかの続編!山田涼介主演・実写映画版『鋼の錬金術師 完結編』が二部作連続公開へ

鋼の錬金術師

実写映画版『鋼の錬金術師 完結編』の公開が決まった。

 

 

  • 2017年に1作目公開も…

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実写映画版『鋼の錬金術師』は累計発行部数7000万部を超える荒川弘先生の同名人気漫画を『ピンポン』『あしたのジョー』の曽利文彦監督が山田涼介を主演に迎えて実写映画化した作品。公開当時は豪華キャストによるイタリアロケや日本史上最大規模のVFXを駆使して再現したファンタジー世界が大きなアピールポイントとされたが、最終興行は11.1億円と特殊上映込みの全国411スクリーン公開作品としては厳しい結果に終わった。そのため『キネマ旬報』では以下のような指摘がされていた。

これも(実写版「ジョジョ」と)同様に25億円くらいはいかないとダメな作品です。製作に9億円はかかっていますので。

<出典:『キネマ旬報』2018年3月下旬号>

速い話が「高額な製作費に対して興行的に大コケした」ということである。実際、これまでワーナー・ブラザース製作のコミック実写映画で続編が製作された映画の1作目の興行収入は『るろうに剣心』が30.1億円、『銀魂』が38.4億円と30億円突破の大ヒット作品。これらの作品と比べると本作の興行収入は明らかに物足りない。こうした経緯から「続編が作られることはない」という認識が一般的となり、特に動きがなかったこの4年間がそれを裏付けているように思えた…

 

 

  • 異例の続編発表

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しかし2022年3月、原作20周年記念プロジェクトの一貫として突如実写映画版の続編を発表。大ヒットした訳でもなければ、特別評価の高い作品でもなく、最早続編はないと思われていた作品だけあって、「驚き」というより「困惑」という空気のネット世論。しかもこの手の大作映画は大抵公開1年前に製作を発表するのがセオリーだが、本作はまさかの5月公開と発表から公開までが3ヶ月もない異例の状況。他にも「前作ではTwitterで公開質問を行うなど、前面に出てきた曽利文彦監督のメッセージが公式サイトにない」とか「前作の興行的に製作費は大幅ダウンしてるでは!?」とか「今回はイタリアロケは行わないのだろうか」とか「そもそも別に前作の評判がいい訳でもヒットした訳でもない映画の続編を公開して興行的に大丈夫なの…」とか「もしかして我々が知らないだけで海外の配信とかはヒットしていて、Netflixオリジナル作品としてお金が出てる可能性も!?」とか様々な憶測を呼ぶ異例の続編発表となった。

 

 

  • 最後に…

色々と急な発表となった実写映画版『鋼の錬金術師』の続編だが、何だかんだで楽しみではある。

 

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