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【歴史】「安室さんを100億の男に!」から5年、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』興行収入100億円突破で「哀ちゃん100億の女」へ

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『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の興行収入が100億を突破してSNSでは「哀ちゃん100億円の女」がトレンド入りしてた。近年ネットでは興行収入が100億を超えた際にその映画の顔と言える人物を「100億の男もしくは女」として持ち上げるノリがある。

 

 

  • 『君の名は。』で「三葉は100億稼いだ女子高生」

君の名は。

このノリはいつから始まったのか?正確なことは分からないが、自分の記憶の範囲だと2016年に公開された新海誠監督『君の名は。』公開時に「100億稼いだ女子高生www」→「三葉は100億の女」みたいなノリを見た記憶がある。当時は庵野秀明総監督の『シン・ゴジラ』も大ヒット中だったが、その後に公開された『君の名は。』が凄い勢いで興行収入を伸ばしたことで「巨大不明生物を軽々と超えていく女子高生、強すぎる」みたいな面白がり方もあったように記憶している。ただTwitterで「三葉 100億の女」で検索してもリアルタイムでの投稿は2件しか確認できなかったため、当時は匿名掲示板限定のノリだったのかもしれない。何となく「××は俺の嫁」的なオタクの内輪ノリみたいな空気も感じた。

 

 

  • 『ゼロの執行人』で「安室さんを100億の男に!」

劇場版 名探偵コナン ゼロの執行人

その2年後の2018年に『名探偵コナン ゼロの執行人』が公開。Twitterでは「#安室透(降谷零)を100億の男にする(しようの)会」というハッシュタッグが登場して「安室さんを100億の男に!」と話題になった。また同年夏公開の『劇場版コード・ブルー』でも「山Pを100億の男に!」との声が上がった。残念ながら『ゼロの執行人』も『コード・ブルー』も興行収入100億円を突破できなかったが、それ以降もコナン映画は毎年「キッドと京極さんを100億の男に!」「赤井さんを100億の男に!」というノリが恒例化。しかしコナン映画が100億円突破を達成する前に2020年『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が興行収入400億円を超えて「煉獄さんが400億の男」となり、その後『シン・エヴァ』で「シンジ(庵野監督)が100億の男」、『劇場版 呪術廻戦0』で「夏油傑100億の男」(100億円突破発表日が誕生日)、『ONE PIECE FILM RED』で「ウタが100億の女」と続いた。

 

※2018年度は最終的に「100億の男に!」と持ち上げられた安室さんでも山Pでもなく「年度の終わりに公開された『ボヘミアン・ラプソディ』のフレディが100億の男になった」というオチのつき方も面白かった

 

 

  • 最後に…

そしてようやく2023年、劇場版『名探偵コナン』がシリーズ初の100億円突破。哀ちゃんが「100億の女」ということになった。それで話は最初に戻ってこの「100億の×」みたいなノリは結局いつから始まったのだろうか… 自分の記憶では『君の名は。』の「三葉は100億の女」からの延長で「安室さんを100億の男に!」「山Pを100億の男に!」みたいなノリが生まれて、その後もコナン映画でそのノリが使われ続けたことで、他の作品でも使われるようになった、みたいな感じだと思っているが、もっと詳しい人がいたら教えて欲しい。

 

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