スポンサーリンク

【ドラクエの日】堀井雄二が『ドラクエ12』開発中止説を否定、鳥山明の「遺作」表明/『3 HD-2Dリメイク』発売ハードも発表

youtu.be

2024年の「ドラクエの日」、堀井雄二さんが3年前の同日に発表した『ドラクエ12』に言及した。

 

  • ドラクエ12』発表から3年、開発中止説も

www.youtube.com

『ドラクエ12』は2021年の「ドラクエの日」に開発が正式発表。「コマンドバトルを一新すること」に加えて「ダークファンタジー」「大人向け」ということが注目を集め、一部では「マルチエンディング」を予想する声もあった。一方でこの3年間で続報は基本なく、同年9月に音楽担当のすぎやまこういちさん、そして今年キャラクターデザインなど美術担当の鳥山明さんがこの世を去った。更に先日、スクエニは特別損失221億円を計上。ここからネットでは「音沙汰のない『ドラクエ12』が開発中止になってのではないか」と憶測が流れた。勿論、『ドラクエ』シリーズはスクエニを代表する人気IPで、前作『ドラクエ11』の売上・世評共に好調、昨年発売の『モンスターズ3』も100万超えのヒットを記録していることなどを踏まえれば、シナリオ担当の堀井雄二さんが元気な今の段階で「開発中止」という選択が取られることは普通ならあり得ない話だ。ただこの3年間あまりにも新たな情報がなく、重要な製作陣が2人亡くなってしまったことを合わせると堀井さんのモチベーションなど様々な要因から「一旦制作中止」または「作り直し」の可能性は否定しきれず、不安に思っていたファンは少なくなかったのではないか、と感じる。

 

 

  • 堀井雄二、『ドラクエ12』を「頑張るぞお!」

そんな中、堀井さんは今年の「ドラクエの日」でXにて「『ドラクエ12』を頑張るぞお!」という趣旨の投稿をすることで「開発中止」の憶測を事実上否定。また『ドラクエ12』はすぎやまこういちさんが亡くなった際の『ドラクエ』公式の追悼文では本作が「遺作」になることが明らかになっていた反面、鳥山明さんの追悼文では「遺作」になることが明言されていなかったことから、一部では「鳥山明さんのイラストが間に合ってなかったのではないか…」と心配する声も少なくなかった。しかし今回の堀井さんの投稿の中では「亡くなったお二人の遺作に相応しいものを」と主語は明確ではないものの文脈的に「すぎやまこういちさんと鳥山明さん、二人の遺作」であることも明言。時期的にパッケージイラストなどは間に合っていない可能性は高いかもしれないが、少なくとも「全く関与していない」ということではなさそうだ。そのため『ドラクエ12』は堀井雄二さん、すぎやまこういちさん、鳥山明さんの3人が関わっている「最後のドラクエ」ということが明確になったことで、世間的に見れば「発表から3年も経ってこれだけ?」という情報量でも、自分のように胸を熱くした人は少なくなかったのではないか、と思う。

 

 

  • 『ドラクエ3 HD-2Dリメイク』のハード発表

また今年の「ドラクエの日」で『ドラクエ12』と同日に発表された『ドラクエ3 HD-2Dリメイク』の新情報も公表。正直、公式側から「勇者ロトの伝説が もうすぐはじまりそうだ… ぼうけんのじゅんびは できていますか?」と問われても「いや、こっちはとっくに準備は出来ていて、準備が出来ていないのはそっちですよね…」感は半端ない上、発表から次の情報までの期間が長過ぎたことで今回が「初発表」だと誤解している反応も見受けられたが、新作タイトルの『ドラクエ12』以上に「リメイク故に既に完成しているストーリーを『オクトパストラベラー』などで既に完成している『HD2D』に置き換えるだけの作業に、何をそんなに手間取ってるんだよ」と疑問に思われていたタイトルだけに「なんで今更初報のような20秒の映像なんだよ…」という不満よりも「ようやく出たか…」と安堵する反応の方が多かった印象。発売ハードもSwitchやPS5のマルチ展開で先日発表されたスクエニの「多くのユーザーに遊んでもらいたい」という方針をなぞる形の対応。おそらく『ドラクエ12』もSwitchは流石に次世代機にバトンタッチしているかもしれないが、同様のマルチ展開となることが予測され、一応は前向きな発表だったように思う。

 

 

  • 最後に…

『ドラクエ3 HD-2Dリメイク』の新映像が『3』表記がないことと堀井さんの過去の匂わせ発言から「3→1→2」の時系列順に『ロト三部作』が丸々リメイクされているのではないか、との予想が多い。発売時期に関しては比較的早い段階で発表されて、今年中には発売する予想が大半だが、果たして…

 

  • 関連記事

mjwr9620.hatenablog.jp