トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のパラシュートの話。
- ギネス認定された燃えるパラシュートジャンプ
#トム・クルーズ 史上
— 『ミッション:インポッシブル』公式 (@MImovie_jp) 2025年6月13日
最も危険なスタントを更新🪂
⚠️心臓に悪すぎる…
トムの安全を祈りながら見る
━━━ 特別映像解禁🔥━━━
燃えるパラシュートで
前代未聞のダイビングを【16回】
最多記録としてギネス世界記録に認定🥇#ミッションインポッシブル#ファイナルレコニング 大ヒット上映中 pic.twitter.com/03FPSt6YQy
本作ではクライマックスにトム・クルーズ演じるイーサン・ハントが飛行機から脱出するために、パラシュートを使って降下するも、そのパラシュートが燃えてしまう絶望的なシーンがある。そしてこの度そのシーンのメイキング映像が明かされたことで、実は、というべきなのか、やはり、というべきなのか、このシーンもトム・クルーズ自身が実際にパラシュートを燃やす生身のスタントアクションによって撮影されていることが判明した。しかもこの燃えるパラシュートの降下アクションは16回も撮影されており、個人におけるギネス記録に認定されたのだという。
- SNSではパラシュートの展開に疑問
ただこのクライマックスのシーンは公開直後、SNSでは「よく分からないシーン」の筆頭だった。というのも、今回の敵であるガブリエルは自分が飛行機から脱出する直前にイーサン・ハントに「もうパラシュートはないぞ」的なこと言って高笑いしながら挑発してたのにパラシュートは普通にあったし、降下中にパラシュートが燃えて「どうなってしまうんだ!?」とハラハラ観ていると次のカットでは普通にパラシュートが開いていて着地しているからだ。
- パラシュートには予備がある
リザーブ・キャノピー (リザーブ・パラシュート)
いわゆる2個目(予備)のパラシュートである。
ラウンド型(丸型)とスクエア型が使われているが、飛行機及びセールプレーン以外スクエア型が主流になっている。
そのため「アレってどういうことだったの?」と疑問に思う人が多発したが、燃えたパラシュートに関してはどうやら通常パラシュートには予備があるので「それを開いた」というのが正解らしい。これはパラシュートの知識を持っている人からすれば常識らしいので、イーサン・ハントも勿論知っていただろうし、観客の中にも「ちゃんと予備のパラシュートが間に合うのか!?」と作品の意図と一致したハラハラをして、無事に着地したイーサン・ハントを観て「良かった、間に合ったんだ…」とホッとした人も全体の中で多数派なのか、少数派なのかは不明だが、いたのだろう。
- 最後に…
YouTubeでパラシュートを意図的に燃やして予備のパラシュートを開く動画(本作とは関係のない2015年投稿)があったので、この動画を基に「イーサン・ハントもこんな感じで予備のパラシュートを開いて着地したんだな〜」と想像して脳内補完した。
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