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「ゴジラが戦争のトラウマを解消する装置みたい」、『ゴジラ−1.0』は反戦映画?それとも先の戦争をやり直す戦意高揚映画?

山崎貴監督『ゴジラ−1.0』には「ゴジラを倒すことで敗戦のコンプレックスを上書きしているだけの作品」「反戦映画に見せかけた戦意高揚映画」「日本の被害の側面しか描いていない」的な批判がある。 戦争やり直しモノ 実際、日本には「戦争やり直しモノ」的…

舞台は関東から関西へ!前作が関西ウケしなかった理由が分かる関東視点の『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』ネタバレ感想

\\ \\ \\ // // //本ビジュアル到着 主題歌は #はなわ さん// // // \\ \\ \\「そうだ 関西、行こう。」麗と百美が〈自由と平等〉を謳う──そして!主題歌ははなわさんの「ニュー咲きほこれ埼玉」に決定#なぜだろう公式の涙腺が崩壊する曲 pic.twitte…

【朝井リョウ原作『正欲』ネタバレ感想】「水に性欲を感じる人」を「水フェチ」扱いは「性的嗜好」と「性的指向」を混同か

ネタバレ注意 朝井リョウ原作『正欲』を実写映画化した作品が公開された。自分はまだ映画は観れてなくて原作しか読んでいないが、SNSで感想を観ていると「水に性欲を感じる人」のことを「水フェチ」扱いしている人が多い印象を受けて違和感を抱く。 「性的嗜…

山崎貴監督『ゴジラ−1.0』、「『永遠の0』批判へのアンサー」と「『政府が信用できない』の先」と「国に対する距離感」

ネタバレ注意 山崎貴監督『ゴジラ−1.0』が『永遠の0』批判へのアンサーと指摘される理由と「政府が信用できない」の行き着く先と監督の過去作から見る日本との距離感の話。 『永遠の0』批判へのアンサーと指摘される理由 『ゴジラ−1.0』は「『永遠の0』批判…

【ネタバレ感想】「まだ戦争は終わってない」と「この国は命を粗末にしすぎてきました」、山崎貴監督『ゴジラ−1.0』と「戦争」

山崎貴監督『ゴジラ−1.0』と戦争の話。 本作の神木隆之介演じる主人公・敷島は特攻兵でありながら「機体が故障した」と嘘をついて特攻を免れる。当時を生きる日本人からすれば安藤サクラ演じる澄子のように「この恥知らずが!」と罵る人も多いのだろうが、今…

【アニオリ】「これは僕たちがやったことだ」、原作から変わったアニメ『進撃の巨人』最終回のアルミンとエレンの「最期の会話」

テレビアニメ『進撃の巨人 The Final Season完結編(後編)』を観た。 一番グッと来たのはアルミンとエレンの最後の会話が原作から変更されていたシーン。原作ではアルミンはエレンに「ありがとう 僕たちのために… 殺戮者になってくれて… この過ちは絶対無駄…

山崎貴監督『ゴジラ−1.0』が『ドラクエ ユアストーリー』と違って好評価寄りなのは「自由度の高いIP」かつ「王道」故か

山崎貴監督『ゴジラ−1.0』が好評価寄りなのは『ゴジラ』が比較的自由度の高いIPだからではないか、と感じる。 昨年、山崎貴監督が『ゴジラ』最新作のメガホンを取ると発表された際にネットでは不安な声が相次いだ。その理由の一つに「山崎貴監督は原作にない…