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2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

山崎貴監督VFXの「総力戦」、他作品とは桁違いの製作費の『ゴジラ−1.0』がアカデミー賞・視覚効果賞をノミネートした背景

山崎貴監督『ゴジラ−1.0』がアカデミー賞の視覚効果賞にノミネートされた。日本映画では初めてだという。 日本のVFXがハリウッドに比べてショボい理由 VFXというものは予算に裏打ちされたトライ・アンド・エラーで決まっていくんです。CGはトライ・アンド・…

【ネタバレ】『サイバーパンク2077:仮初めの自由』4つのラストと「塔エンディング」でのタイトル回収のやり切れなさに酔い痴れる

世間的には少し遅れる形で『サイバーパンク2077:仮初めの自由』4パターンのエンディングとそれに伴う「塔エンディング」をクリアした。 ソングバードの月エンドに酔い痴れる 『仮初めの自由』では中盤以降に「ソングバードとリードのどちらを裏切るか」の選…

クリスタルの加護を断ち切る『FF16』、アルテマの「最後の幻想」とクライヴの「究極の幻想」対決のメタ的ネタバレ考察

『FF16』のメタ的ネタバレ考察。 「FFらしさ」にクリスタルは必要なのか 『FF』シリーズは『ドラクエ』に並ぶ国民的RPGに関わらず、近年そのブランドは失墜している。特にオフライン版の直近2作品『FF13』『FF15』のネットでの評価はボロクソだったし、売上…

【長い】ダークファンタジーなのに大気圏突破で宇宙へ、「凡ゲー」扱いの『FF16』で逸脱していた「召喚獣バトル」の圧倒的魅力

『FF16』の「召喚獣バトル」の魅力の話。 「普通に面白かった」=「凡ゲー」? 『FF16』が発売されてから半年以上、世間的な評価は「普通に面白いゲーム」くらいに落ち着いている印象がある。前作『FF15』はロード時間の多さやバグの多さ、そしてストーリー…

クリア率低いのに高評価のゲーム『ホグワーツ・レガシー』、メインストーリーが「微妙」な理由と求められた「学生生活の擬似体験」

『金曜ロードショー』の『ハリー・ポッター』シリーズ放送に便乗して、昨年発売されたゲーム『ホグワーツ・レガシー』の評価について記しておく。 高評価もクリア率は低め 本作の概要は「まー、みんな知ってるよね」ということで省略するとして、本作は世界…

【ネタバレ】クライヴ「人が人として生きられる世界を作る」、『FF16』のベアラー差別の解消法はアレで良かったのか問題

『FF16』のベアラー差別の解消法に賛否があるようだ。 ベアラー差別の解消法は「魔法をなくす」 『FF16』では魔法が使える存在が「ベアラー」と呼ばれ、魔法が使えない人間によって奴隷のように酷使され、命が軽んじられていることが描かれる。そうした差別…

【ネタバレ】山崎貴監督『ゴジラ−1.0』の評価が賛否割れる理由は「様々な顔を持つゴジラのお約束」を詰め込んだ故の「歪さ」か

山崎貴監督『ゴジラ−1.0』の現段階での私的総括。 賛否割れる『ゴジラ−1.0』 個人的な初鑑賞時のファーストインプレッションは「困ったな…」という苦笑いだった。面白くはあったが、求めていたものとは違ったし、それは置いといても何かが引っかかって素直に…

【ネタバレ】スネイプ先生はいい人?かっこいい?原作と映画で印象が異なる『ハリー・ポッター』シリーズ「影の主人公」の正体

『ハリー・ポッター』シリーズのセルブス・スナイプ先生はヴォルデモート側の人間かと思いきや、実は「ハリーの母・リリーのことを愛しているが故にダンブルドアのスパイとしてヴォルデモート側に潜入して、ハリーのことを守っていた」ことが明かされる「影…

【ネタバレ】山崎貴監督『ゴジラ−1.0』ラストシーンの意味、浜辺美波演じる典子の「首の痣」考察

ネタバレ注意 山崎貴監督『ゴジラ−1.0』はラストで死んだと思っていた典子が実は生きていたが、その首筋には黒い痣が浮かび上がってきた…、という意味深な終わり方をする。 山崎貴監督「なぜ典子は死ななかったのか」 「明言は避けたいと思いますが、なぜ典…

敷島は大戸島で呉爾羅を撃つべきだったのか、山崎貴監督『ゴジラ−1.0』の脚本が「ベタ」なのに「分かりやすくはない」理由

山崎貴監督『ゴジラ−1.0』が興行収入50億円超えの大ヒットだ。 「ベタ」なのに「分かりやすくはない」脚本 本作はアメリカでも大ヒットしており、その理由について「ベタで分かりやすいからウケた」との指摘が多い。実際本作のプロットは「戦争で生き残った…

『SPY×FAMILY』は期待外れ?『ウィッシュ』ヒットの日本はディズニー大好き?戦中・戦後映画が集中!冬休み興行収入2024

2024年度冬休み映画興行の振り返り。 『SPY×FAMILY』は期待外れ? この冬最大のヒットはオープニング3日間だけで12.24億円を稼ぎ、最終興行60億円超えも期待出来る『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』だが、一部では『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『ONE PIECE』級…

黒柳徹子「スルメを貰うために兵隊に『バンザイ』と旗を振って見送った」、映画『窓ぎわのトットちゃん』で描かれた後悔と理想

ネタバレ注意 映画『窓ぎわのトットちゃん』が絶賛公開中だ。 SNSで口コミ広がる 本作は黒柳徹子の自伝的小説をアニメ映画化した作品。公開前は有名ベストセラー小説の今更の映画化であることやテレビ朝日と黒柳徹子の蜜月関係、戦時中にも関わらずお化粧を…

ジャニーズ全滅の『紅白歌合戦』で日韓アイドル集結の『【推しの子】』主題歌・YOASOBI「アイドル」が盛り上がった皮肉

『第74回NHK紅白歌合戦』ではYOASOBIの「アイドル」が大きな注目を集めた。 #NHK紅白 #紅白歌合戦◤ 𝐏𝐞𝐫𝐟𝐨𝐫𝐦𝐚𝐧𝐜𝐞 𝐕𝐢𝐝𝐞𝐨 ◢━━━━━━━━━━━#YOASOBI/#アイドル━━━━━━━━━━━フルパフォーマンスはこちら!https://t.co/K4LxRt17Cy2023.12.31第74回NHK紅白歌合戦 pic.t…