2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧
山崎貴監督『ゴジラ−1.0』には「ゴジラを倒すことで敗戦のコンプレックスを上書きしているだけの作品」「反戦映画に見せかけた戦意高揚映画」「日本の被害の側面しか描いていない」的な批判がある。 戦争やり直しモノ 実際、日本には「戦争やり直しモノ」的…
\\ \\ \\ // // //本ビジュアル到着 主題歌は #はなわ さん// // // \\ \\ \\「そうだ 関西、行こう。」麗と百美が〈自由と平等〉を謳う──そして!主題歌ははなわさんの「ニュー咲きほこれ埼玉」に決定#なぜだろう公式の涙腺が崩壊する曲 pic.twitte…
ネタバレ注意 朝井リョウ原作『正欲』を実写映画化した作品が公開された。自分はまだ映画は観れてなくて原作しか読んでいないが、SNSで感想を観ていると「水に性欲を感じる人」のことを「水フェチ」扱いしている人が多い印象を受けて違和感を抱く。 「性的嗜…
ネタバレ注意 山崎貴監督『ゴジラ−1.0』が『永遠の0』批判へのアンサーと指摘される理由と「政府が信用できない」の行き着く先と監督の過去作から見る日本との距離感の話。 『永遠の0』批判へのアンサーと指摘される理由 『ゴジラ−1.0』は「『永遠の0』批判…
山崎貴監督『ゴジラ−1.0』と戦争の話。 本作の神木隆之介演じる主人公・敷島は特攻兵でありながら「機体が故障した」と嘘をついて特攻を免れる。当時を生きる日本人からすれば安藤サクラ演じる澄子のように「この恥知らずが!」と罵る人も多いのだろうが、今…
テレビアニメ『進撃の巨人 The Final Season完結編(後編)』を観た。 一番グッと来たのはアルミンとエレンの最後の会話が原作から変更されていたシーン。原作ではアルミンはエレンに「ありがとう 僕たちのために… 殺戮者になってくれて… この過ちは絶対無駄…
山崎貴監督『ゴジラ−1.0』が好評価寄りなのは『ゴジラ』が比較的自由度の高いIPだからではないか、と感じる。 昨年、山崎貴監督が『ゴジラ』最新作のメガホンを取ると発表された際にネットでは不安な声が相次いだ。その理由の一つに「山崎貴監督は原作にない…
山崎貴監督の『ゴジラ−1.0』は金子修介監督『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(以下『GMK』)との類似点が多い。以下両作品のネタバレ注意。 熱線後に「キノコ雲」 山崎は「『ゴジラ-1.0』も『GMK』の影響下にあります」と明言(中略)「『GMK」の…
山崎貴監督『ゴジラ−1.0』は「民間」が一つのキーワードとなっている。 本作は戦後直後の日本、つまりは「政府が最も機能していない時代にゴジラが上陸したら…」がコンセプトになっている。これだけでも十分面白そうではあるが、パンフレットなどを読むと制…
山崎貴監督『ゴジラ−1.0』の銀座シーンからは物凄い「山崎貴監督作品っぽさ」を感じた。 SNSでは本作の銀座シーンは高く評価されている印象を受ける。一方で「思ったよりマイナス感はない」との評価も一定数ある。実際ゴジラが銀座に上陸するシーンはシリア…
ネタバレ注意 『シン・ゴジラ』公開後「次の国産ゴジラは難しい」と散々指摘されていたが、山崎貴監督『ゴジラ−1.0』公開後は「もっと難しくなったのではないか」と心配する声が多くなった様子。 神木隆之介主演「ゴジラ―1.0」が大ヒットスタート 「いか…
山崎貴監督『ゴジラ−1.0』のVFXが高評価だ。 「前の経験を生かせる機会がない」 僕らの場合だと、昭和の世界を作った後には宇宙戦艦の映画を作り。それから戦闘機の映画を作った後にはクリーチャーの映画を作ってという感じで。毎回、1から勉強し直さないと…
山崎貴監督『ゴジラ−1.0』を観た。 終戦直後の日本が舞台のゴジラ 本作は2016年公開の庵野秀明総監督『シン・ゴジラ』以来7年ぶりの国産ゴジラ。『ゴジラ』シリーズは2000年代初頭辺りに公開された「ミレニアム」シリーズが興行不振に陥り、2004年公開の『ゴ…
2023年の流行語大賞ノミネート30語が発表された。エンタメ枠からはテレビアニメ『推しの子』とその主題歌『アイドル』、TBSテレビ日曜劇場『VIVANT』とその派生から「別班」がノミネートされた。以下、個人的に「今年流行ったな〜」もしくはインパクトがあっ…