興行収入
本年度の夏休み映画の興行収入振り返り。 君たちはどう生きるか この夏1番のヒットは宮﨑駿監督10年ぶりの新作『君たちはどう生きるか』。本作は鈴木敏夫プロデューサーの意向で予告編すら公開せず、宣伝はポスタービジュアル1枚のみと異例の情報統制の中で…
宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』の興行収入は前作『風立ちぬ』を下回るペースだ。 OP4日間で21.49億円、宮﨑駿監督ブランド健在 本作は鈴木敏夫プロデューサーの意向で事前に予告編などの情報は公開されず「ポスター1枚のみ」での「宣伝しない宣伝」がな…
宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』がこの夏最大のヒットとなっている。 鈴木敏夫P、2017年段階で「大宣伝はやめる」 本作の公開前の事前情報は「ポスター1枚のみ」で、予告編は勿論パンフレットも後日発売と徹底的な秘密主義の宣伝が展開された。鈴木敏夫…
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』が公開された。 映画動員ランキング:『東リベ2-決戦-』初登場1位| ORICON NEWS→『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』がOP3日間で動員46万9600人、興収6億 500万円→『インディ・ジョーンズと…
コロナ禍も平時になり、一時はストップしてたハリウッドのブロックバスター大作映画も当たり前のように公開される日常が戻った。一方で新作が公開されるたびに「興行収入が予想を下回る!」みたいな情報を目にして、尚且つ「えっ!?この映画こんな製作費か…
日本では実写映画版『リトル・マーメイド』が観客動員ランキング3週連続1位を獲得し、累計興行収入20億円を超えた。初週から2週目の下げ幅は大きかったが、2週目から3週目は高水準を維持しており、最終興行40億円超えが視野に入るヒットとなっている。 『美…
2023年初夏の注目映画の興行収入まとめ。 ワイルド・スピード/ファイヤーブースト 「岸田ファミリー」は政治の世界を賑やかしたが、「ドムらファミリー」は映画館を賑やかした。究極の「後付け」映画こと『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ファイヤーブ…
今年の夏は国民的コンテンツである宮崎駿監督最新作と『ファイナルファンタジー』シリーズ最新作が公開・発売される。 両プロデューサー、映画『スラダン』現象を意識 www.youtube.com 宮崎駿監督最新作『君たちはどう生きるか』の鈴木敏夫プロデューサーは…
色々と話題の実写映画版『リトル・マーメイド』が日本でも公開された。 アメリカで大ヒットも中国・韓国など世界興行は… 『The Little Mermaid』は暫定国内2億2881万339ドル、海外1億8540万ドル、世界4億1421万339ドルに(Mojo調べ)。約55%をUS国内で賄い、…
超大賑わいだった2023年ゴールデンウィークの映画興行収入まとめ。 『名探偵コナン』、念願の100億円突破 毎年恒例の『劇場版名探偵コナン』シリーズ最新作『黒鉄の魚影』が念願の興行収入100億円超えのメガヒット。『名探偵コナン』シリーズは2018年公開の…
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の興行収入が100億を突破してSNSでは「哀ちゃん100億円の女」がトレンド入りしてた。近年ネットでは興行収入が100億を超えた際にその映画の顔と言える人物を「100億の男もしくは女」として持ち上げるノリがある。 『君の名は。』…
ジェームズ・ガン監督のMCU最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』を観た。 興行不振とスキャンダルのMCU 本編の感想の前に近頃のMCUの動向への所感。前作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の時も書いたが、フェーズ3完結以降のMCUは…
『シン・仮面ライダー』が『仮面ライダー』の映画シリーズで初めて興行収入20億円を突破して、歴代最高のヒットになったという。 シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース最低興行 ただこの報告を受けてのSNSの反応は必ずしも芳しいものではなかった。その理…
最近海外で「日本のアニメ映画が大ヒットしている!」的な話題をよく見る。 『すずめ』『スラダン』、中国・韓国で大ヒット 韓国でも「すずめの戸締まり」大ヒット 歴代邦画1位に スラムダンク超す - 産経ニュース→ 韓国での今年の映画の観客動員数は、1、…
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』がメガヒットスタートを切った。 OP3日間で30億円超え、歴代最高スタート ◤シリーズ歴代No.1ヒットのロケットスタート 満足度、驚異の98%超え◢#黒鉄の魚影(サブマリン)の興行成績ですが、4/14(金)公開から3日間で...観客動員:…
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の公開がアメリカなどで始まった。 公開5日間でゲーム映画史上最大のヒット 本作はアメリカでは先週水曜日に公開され、週末だけで1.46億ドル、公開初日からのオープニング5日間では2.04億ドルを稼ぐ大ヒットスタ…
春休み映画興行の振り返り。 『映画ドラえもん』、前作を大きく上回る 春休み恒例の国民的テレビアニメの劇場版シリーズ最新作『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』が昨年公開『のび太の宇宙小戦争2021』の26.9億円を大きく上回る大ヒットを記録。最終興行…
庵野秀明監督最新作『シン・仮面ライダー』が公開された。 シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース第4弾 本作は『シン・ゴジラ』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『シン・ウルトラマン』に続く庵野秀明監督主導の『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース…
2023年3月3日(金)、『映画ドラえもん のび太の空の理想郷』が公開された。 右肩上がりの興行がコロナ禍で大幅ダウン 2016年 新・のび太の日本誕生 41.2億円 2017年 のび太の南極カチコチ大冒険 44.3億円 2018年 のび太の宝島 53.7億円 2019年 のび太の月面探…
スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的映画『フェイブルマンズ』が公開される。スピルバーグ監督といえば「ヒットメーカー」という印象が強いが、俗に言うZ世代(95年以降生まれ、00年代生まれ、25歳以下など複数の定義アリ)はリアルタイムでスピルバーグ監…
1・2月の映画興行収入に対する雑感 『鬼滅の刃』、テレビアニメそのままでも大ヒット 1・2月公開作品で最大のヒットとなったのが『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』。『鬼滅の刃』といえば2020年に『無限列車編』が「物語の途中から始まって物語…
『タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』が満席続出、異例のヒットとなっている。 満席続出、2週目末は動員・興行共に初週の倍 『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』はオープニング3日間で動員7万2351人&興収1億…
総製作費20億円を投下した木村拓哉主演、大友啓史監督、古沢良太脚本の『レジェンド&バタフライ』の興行収入が「ヒットだけど、思ったよりは入ってない…」みたいなことを言われている。 時代劇、興行収入30億円超えは漫画原作 ここ10年くらいの時代劇映画の…
東映70周年記念映画『レジェンド&バタフライ』が公開され、週末の動員及び興行収入ランキングで初登場1位スタートを切った。 東映70周年記念映画、目標は50億円超え 東映社長、ONE PIECEで最高益の次は「実写を当てる」: 日本経済新聞→ 我々としては実写映…
原恵一監督最新作『かがみの孤城』の興行収入が6億円を超え、『映画クレヨンしんちゃん』シリーズを除く同監督作品としては過去最高のヒットとなった。 「作品は良いのにヒットしない監督」という風潮 原恵一監督は『映画クレヨンしんちゃん』シリーズの5作…
2023年度冬休み映画興行収入振り返り。 『スラダン』『すずめ』、アニメ映画好調 この冬一番のヒットとなったのが原作者・井上雄彦監督による『THE FIRST SLAM DUNK』で最終興行見込みは90〜100億円程度。公開前は「テレビアニメ版からの声優交代」「手描き…
『パイレーツ・オブ・カリビアン』の新作企画が進行中もそこにジャック・スパロウ役で世界中を魅了したジョニー・デップの名前はない。 『最後の海賊』ラストで続編匂わせも… 「パイレーツ・オブ・カリビアン6」の進捗は? ジェリー・ブラッカイマーが明かす…
ジェームズ・キャメロン監督最新作『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』が公開されたが、全世界及び全米でのオープニング興行収入は予想をやや下回ったようだ。その中でも日本での興行は特に振るっていない。 『スラムダンク』『すずめの戸締まり』に敗れ…
「声優交代」発表で大炎上して以降、「叩いていい作品」認定されていた『THE FIRST SLAM DUNK』が公開され、オープニング週末で12.96億円を記録する大ヒットスタートを切った。 飢餓感煽る「隠す宣伝戦略」 ずっと残る飢餓感 スラムダンク、衰えぬ人気の理由…
2022年度映画興行収入ランキングトップ10とその解説。 第10位 シン・ウルトラマン 公開日:2022年5月15日(金) キャッチコピー:空想と浪漫、そして、友情。 最終興行:44億円程度 第10位は『ウルトラマン』を庵野秀明総監修・樋口真嗣監督で映画化した作品。興…