スポンサーリンク

2022-01-01から1年間の記事一覧

【中山竜】「監督の色を出すなら原作付き作品ではなくオリジナルでやれ」の是非、テレビアニメ『チェンソーマン』に「微妙」の声

テレビアニメ『チェンソーマン』の放送が終了した。 原作ファンの「微妙」ポイント、監督の狙い通り 放送前は「MAPPAの単独出資故の新人監督・新人声優タッグでハケンアニメ確実」「週替わりエンディングという力の入れよう」と期待値が高かった本作だが、放…

【ネタバレ感想】「『学校が全てじゃない』とか言われてもさ…」とか思っちゃうタイプが原恵一監督最新作『かがみの孤城』を観て泣いた

原恵一監督作品『かがみの孤城』を観た。 「学校が世界の全てじゃない」へのスタンス 原作は未読。ストーリーは学校に行ってない中学生が鏡の中にある城に集められて、願いが一つ叶う鍵を探す物語。まず本作の感想に入る前にこの手の「学校が世界の全てじゃ…

【大盛り牛丼とカレーとケーキ】「信頼できる人との食事」と「エンディングの意味」、『エルピス』最終回ネタバレ感想

『エルピス』の最終回が放送された。 信頼できる人との食事 ここまで「エルピス」を観てくださったみなさま、本当に、本当にありがとうございました。観てくださるみなさんがいて初めて完成するドラマです。ぜひ感想いただけたら嬉しいです。#エルピス pic.t…

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ新作企画2本進行中もジョニー・デップ主演版の「製作予定なし」、その理由は…

『パイレーツ・オブ・カリビアン』の新作企画が進行中もそこにジャック・スパロウ役で世界中を魅了したジョニー・デップの名前はない。 『最後の海賊』ラストで続編匂わせも… 「パイレーツ・オブ・カリビアン6」の進捗は? ジェリー・ブラッカイマーが明かす…

『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ファンタスティック・ビースト』降板のジョニー・デップがアンバー・ハードに勝訴した理由

「私はDVの被害者」、ジョニー・デップはアンバー・ハードが寄稿した記事を掲載した『The Sun』を「名誉毀損」で訴えたが、敗訴。この結果からジョニー・デップは『ファンタスティック・ビースト』のグリンデルバルド役を降板、「DV男」のレッテルが貼られた…

【興行収入】「来日記者会見でイルカショー」「相次ぐ上映中止」、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開も日本では初登場3位

ジェームズ・キャメロン監督最新作『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』が公開されたが、全世界及び全米でのオープニング興行収入は予想をやや下回ったようだ。その中でも日本での興行は特に振るっていない。 『スラムダンク』『すずめの戸締まり』に敗れ…

【三谷幸喜・鎌倉殿の13人】北条政子「泰時はあなた(義時)に似ている」、最終回サブタイトル『報いの時』の意味

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』最終回『報いの時』を観た。 三谷幸喜「最後に幸せになっていいんだろうか」 【鎌倉殿の13人】三谷幸喜氏が最終回を語る「こういう終わり方しかない」 : 日刊スポーツ→ いろんな人の死に関わってきた彼が、最後に幸せになって…

【ハンターハンター】クロロ「オレに人質としての価値などない」 、「幻影旅団」の過去編を読んだ上で『ヨークシン編』を読み返した

『ハンターハンター』で「幻影旅団」は「殆どのメンバーが流星街出身の幼馴染で、元はクロロを団長した演劇サークルだったが、サラサが殺害されたことでこれ以上被害を出さないために、悪党に徹することで街を守ることを誓った集団だった」ことが明かされた…

「ジェームズ・キャメロン監督、残りの3作品もこの物語で引っ張るんですか?」、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』感想

ジェームズ・キャメロン監督最新作『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』をIMAXレーザー・HFR・3D・字幕版で観た。 前作から13年、続編を製作すると初めて知った時は「えっ?」と思ったが、その後キャメロン監督の「パンドラは1作目で描いた森以外にも…

【鎌倉殿の13人】物語の進行と共に「黒」に染まっていった「義時の服」、「服が変わったタイミング」と「最期の服」と「泰時の服」

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主人公の義時の服の色は物語の進行と共にどんどん「黒」に染まっていった。今回は義時の服の色がどのタイミングで変わったのかを振り返る。 上総広常「公開処刑」を事実上容認 \本日放送!/#鎌倉殿の13人第15回「足固めの…

【鎌倉殿の13人】三谷幸喜「このドラマは結局は家族の話」、北条政子が承久の乱の演説に込めた「姉からの義時へのメッセージ」

\#鎌倉殿の13人 ギャラリー/【第47回】本日放送![総合]夜8時[BSP・BS4K]午後6時#三谷幸喜 が贈る予測不能エンターテインメント!#小池栄子 #政子▼公式HPではフォトギャラリーを公開中!https://t.co/EXFYtamhSG pic.twitter.com/D9yNTHEXG6— 2022年 …

原作未読だけど話題だから『「SLAM DUNK」ジャンプ』だけ読んで『THE FIRST SLAM DUNK』を観てきた感想

ネタバレ注意 『THE FIRST SLAM DUNK』を観た。 『「SLAM DUNK」ジャンプ』を読んで鑑賞 原作は公開初日まで未読。正確には昔携帯ショップの待ち時間でコミックス1巻の1ページ目だけ読んだことがある。つまり未読。知ってる情報は色々な場所でパロディされて…

【ONE PIECE/NARUTO/ハンターハンター/銀魂/ドラゴンボール/ヒロアカ/鬼滅の刃/呪術廻戦/スラムダンク】ジャンプアニメ映画の歴史

ジャンプアニメの映画の雑感。 原作者の関与をアピールした2010年代 ジャンプアニメの映画とは『週刊少年ジャンプ』で連載されている漫画のテレビアニメの劇場版。この手のジャンプアニメ映画はオリジナルストーリーだと本編と深く関わる大きなイベントは描…

【興行収入】飢餓感煽る「隠す宣伝戦略」で大ヒット、「レジェンド漫画」の強さを見せつけた『THE FIRST SLAM DUNK』

「声優交代」発表で大炎上して以降、「叩いていい作品」認定されていた『THE FIRST SLAM DUNK』が公開され、オープニング週末で12.96億円を記録する大ヒットスタートを切った。 飢餓感煽る「隠す宣伝戦略」 ずっと残る飢餓感 スラムダンク、衰えぬ人気の理由…

【ワンピ/呪術廻戦/トップガン/すずめ/コナン/JW/キングダム/ファンタビ/ミニオン/ウルトラマン】2022年度映画興行収入ランキングTOP10

2022年度映画興行収入ランキングトップ10とその解説。 第10位 シン・ウルトラマン 公開日:2022年5月15日(金) キャッチコピー:空想と浪漫、そして、友情。 最終興行:44億円程度 第10位は『ウルトラマン』を庵野秀明総監修・樋口真嗣監督で映画化した作品。興…

【売上トップ3をジャンプ独占/タコピー考察/藤本タツキの影響力/宗教2世/シスターフッド/打ち切り/無料公開】2022年漫画の話題振り返り

今年の漫画の話題を雑に振り返り。 売上トップ3はアニメが話題のジャンプ漫画 今年の売上トップ3は『劇場版 呪術廻戦0』が大ヒット、アニメ2期の放送も控えている『呪術廻戦』、『ONE PIECE FILM RED』がメガヒット、原作も最終章突入で再盛り上がりを見せ…

連載当時「水で極限まで薄めたカルピス」と揶揄された『BLEACH』のアニメ『千年血戦篇』が「カルピスの原液」と絶賛される理由

テレビアニメ『BLEACH 千年血戦篇』がネット上で「カルピスの原液」と絶賛されている。 「薄めたカルピス」と揶揄された連載当時 『BLEACH』は連載当時コマ割りが大きく見開きを多用し背景が白いことなどから展開が中々前に進まずネット上では「薄めたカルピ…

【エルピス】パワハラ・セクハラ・モラハラ体質・村井チーフプロデューサーの「痺れる姿」と恵那との『贈る言葉』デュエット

長澤まさみ主演フジテレビ月10ドラマ『エルピス』の村井さんの評価が上がっている。 セクハラ・パワハラ・モラハラの三拍子 村井さんは深夜の情報番組『フライデーボンボン』のチーフプロデューサー。長澤まさみ演じる女子アナ・恵那に対して「おばさん」発…

【鎌倉殿の13人】「私にはもう敵はいない、天も味方してくれた」、「リアリスト義時」が「神仏」へ傾倒した「八幡宮の階段」

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第45回『八幡宮の階段』で源実朝が公暁に暗殺された。 義時「もし公暁殿が打ち損じたなら私は終わりだ」 \#鎌倉殿の13人 あらすじ/第45回「八幡宮の階段」公式HPでは フォトギャラリーなどのコンテンツもお楽しみいただけます。…

【アダムス・ファミリー】ティム・バートン監督・Netflixドラマ『ウェンズデー』の主人公の自己肯定感が高い理由は親の愛故か

ティム・バートン最新作『#ウェンズデー』11月23日独占配信スタート!アダムス・ファミリーの長女ウェンズデーが主役✋ pic.twitter.com/6WVPT45V4G — Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) 2022年9月23日 Netflixオリジナルドラマ『ウェンズデー』…

【スラムダンク】「桜木花道の声がジャイアン!?」、大炎上の『THE FIRST SLAM DUNK』と『うる星やつら』の声優交代の差

youtu.be 『THE FIRST SLAM DUNK』の声優交代が大炎上した。 26年前のコンテンツ、声優交代への理解 『スラムダンク』のテレビアニメが放送されていたのは1993年から1996年と26年前と高校バスケ部の活躍を描く新作アニメが制作される場合、声優交代が起きて…

【コンフィデンスマンJP 英雄編/沈黙のパレード/バスカヴィル家の犬/ラジエーションハウス】フジ月9映画「興行収入」レポート2022

2022年公開のフジテレビ月9ドラマの劇場版の興行収入振り返り。 コンフィデンスマンJP 英雄編 長澤まさみ主演・古沢良太脚本の月9ドラマを映画化した『コンフィデンスマンJP』シリーズ第3弾。本シリーズは連ドラ時代こそ視聴率全話一桁と低迷していたが、劇…

【大怪獣のあとしまつ/バブル/鋼の錬金術師 完結編/東京2020オリンピック/バイオレンスアクション】、興行的に失敗した映画2022

2022年に公開されるも興行的に大コケした上に、SNSでネタにされてしまった映画5選。 大怪獣のあとしまつ 今年最もSNSで悪い意味で話題になったのは巨大怪獣の後始末に追われる山田涼介主演・三木聡監督のコメディ映画『大怪獣のあとしまつ』。本作は公開初日…

【幻影旅団】冨樫義博先生「実はこの読切B面もあるんです」、『ハンターハンター』0巻収録『クラピカ追憶編』のB面はシーラ視点か

『ハンターハンター』には0巻がある。 劇場版の入場特典 その正体は2013年公開の『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』で配布された入場特典。収録内容は『週刊少年ジャンプ』2013年1号・2号に掲載されたクラピカの過去編である『クラピカ追憶編』。また「(ク…

【ネタバレ感想】新海誠監督「ミミズによって起きる地震が同時に存在している世界ではなく…」、『すずめの戸締まり』の不満

ネタバレ感想 新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』の不満。 本作を観終わった後「この世界では扉を閉めないとミミズが落ちてきて地震が起きる、みたいになってるけど、それじゃあ鈴芽が被災した東日本大震災もミミズによって起きたってこと?」「だとした…

【要石の正体は?】新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』の「ダイジンかわいそう」問題

ネタバレ注意 新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』に対して複数ある「?」な部分の一つである「ダイジン」の話。 本作は日本の東と西に「要石」が刺されていて、災害を封じ込めているという設定。しかし本作では物語の開始早々「要石」の封印が解かれる。…

【嫌い/無理/マウント】「水かけられたりしてないし」「佐倉くんの側に奈々さんがいてくれて本当によかった」、『silent』紬発言の是非

配信再生回数が絶好調の『silent』、毎週放送される度にSNSでは話題となり、多くの視聴者を泣かせている本作だが、ここにきて主人公・紬に対して「嫌い」「無理」「マウント」と批判的な声も少なくない。 第7話の冒頭、悲しそうに泣く奈々とそれを複雑そうな…

【川口春奈×目黒蓮×夏帆】想の夢の中で完成した奈々が憧れた「両手が塞がれた状態での会話」、ドラマ『silent』ネタバレ感想

#川口春奈 #目黒蓮 出演■━━━━━━━━━━━□┃ 木10ドラマ『#silent』┃□━━━━━━━━━━━■第7話、まもなく放送開始時間です❕想の辛い時代を支えた奈々。その強い絆に、紬は…?感想は #silent で投稿してください。今週も、スタッフ・キャストで拝見します!! pic.twitter.…

【ネタバレ感想】東京との天秤、『天気の子』終盤の帆高の選択と『すずめの戸締まり』中盤の鈴芽の選択の決定的な違い

ネタバレ注意 新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』の中盤には『天気の子』の終盤の選択を連想させるシーンがある。 新海誠監督の前作『天気の子』では終盤、主人公・帆高が「東京」と「ヒロイン・陽菜」を天秤にかけ、「天気なんて狂ったままでいいんだ!…

新海誠監督『すずめの戸締まり』鈴芽の叔母・環さんの行動で細田守監督『竜とそばかすの姫』の大人たちが再批判される理由

新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』公開によって細田守監督『竜とそばかすの姫』に再び批判の目が向けられている。 『竜そば』の大人描写への批判 昨年公開の細田守監督『竜のそばかすの姫』は「大人たちが女子高生の主人公・すずを他人のDV親父の元へ1人…