『ドラクエ7 Reimagined』は元の『ドラクエ7』からサブタイトルの『エデンの戦士たち』が削除されている。
- 『エデンの戦士たち』削除理由は海外配慮
その理由について堀井雄二さんはYouTubeの生配信でプロデューサー判断だと明かした上で「宗教色が強いんで、海外で売る場合、エデンがね…」という説明をしている。要は十字架が使えないのと同じで、グローバル展開のための配慮で、日本だけサブタイを残すのも中々難しいのだという。『ドラクエ』シリーズも日本国内のユーザーだけに向けて商売をしている訳でもないので、仕方ないこととはいえ残念ではある。
- カジノ削除理由も海外配慮の可能性
ところで『ドラクエ7 Reimagined』からはサブタイの他にもカジノが削除されることが発表されている。この判断に対してもネットでは残念がる声が多いが、 アニメ・ゲームライターの多根清史氏は「海外で擬似ギャンブル要素が含まれているだけで“18禁”にされるリスク」からカジノを削除した可能性を指摘する記事を配信した。
- 堀井雄二「年齢層が上がっちゃうとか…」
実際、「TGS2025スペシャルステージ」で堀井雄二さんはカジノ削除理由について「色々理由があってね、年齢層が上がっちゃうとか色々あってね、あんま言えないですけどね」と笑いながらぶっちゃけてプロデューサーが困惑の表情を見せる瞬間があった。そのためカジノ削除理由も海外配慮の可能性が濃厚だ。
- 最後に…
仮にカジノ削除理由がグローバル展開のための海外配慮なら、今後のリメイク作品や『ドラクエ12』でもカジノが削除される可能性が高い。そのため『ドラクエ』シリーズで無邪気にカジノ遊びが出来たのは、『ドラクエ11』が最後となってしまった可能性がある。ここら辺の答え合わせは『ドラクエ12』のカジノの存在の有無が明かされるまで待たなければならないが、「『ドラクエ』も背負うものが大きくなったんだな…」と思うしかないのかもしれない。
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