2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧
クリストファー・ノーラン監督が「原爆の父」を描いた伝記映画『オッペンハイマー』の公開によってアメリカ映画の原爆描写に注目が集まっているが、日本でも今から4年前の2020年夏に日本海軍から依頼を受けて原子爆弾の開発をしていた京都大学の研究室を舞台…
SNSで色々と物議を醸していた宮藤官九郎脚本『不適切にもほどがある!』の最終回が放送された。 SNSで賛否割れた『ふてほど』 本作は昭和の体育教師・小川が令和にタイムスリップしてくる物語。物語の流れは基本的に戯画化されたコンプラ重視の令和に対して…
ネタバレ感想 クリストファー・ノーラン監督が「原爆の父」を描いた映画『オッペンハイマー』を観た。本記事では公開前から日本で物議を醸していた「広島・長崎の被害の描写がない」という点について3視点から私的見解を書いていこうと思う。 広島・長崎の直…
『FF7リバース』が「全然売れてない!」とネットでは話題だ。 前作大幅に下回る初週、全世界累計は未発表 1位(初登場) PS5 ファイナルファンタジーVII リバース26万2656本(累計26万2656本)/スクウェア・エニックス/2024年2月29日 【ソフト&ハード週間…
第96回米アカデミー賞で宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』が長編アニメーション賞、山崎貴監督『ゴジラ−1.0』が特殊効果賞を受賞した。 今年は「戦争映画」が強い傾向 アカデミー賞、「戦争映画」が次々受賞 水爆実験で生まれたゴジラも:朝日新聞デジタル…
日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を『ゴジラ−1.0』の山崎貴監督が受賞したことで「なんであんな特攻を肯定しているのか否定しているのかもハッキリしない映画が!?」という批判があるらしい。 監督の意図と観客の受け取り方に乖離? 物語には、戦争の傷痕が…
エアリスの運命のネタバレ注意 『FF7リバース』のエアリスの運命について丁寧に振り返ることで状況を整理していきながら、「白フィーラー」などについて考察していこうと思う。 壁を越えなかった先で待っていたのは… ※1 クラウドがセフィロスの刃を止めると…
山崎貴監督『ゴジラ−1.0』、複数の監督インタビューや監督が「戦争観が近い」「インスピレーションを得た」という戦争の生き残りを描いた漫画『あれよ星屑』、映画撮影後に「ここ足りなかったな」と思った要素を追加した書き下ろしの小説版などを踏まえた結…
エアリスの運命のネタバレあり 『FF7リバース』のエアリスの運命に対する正直な感想。 まず「エアリスにオリジナル版通り死んで欲しいか、それとも生きて欲しいか」という問いに対する個人的なスタンスは「どっちかというとオリジナル版通りにやって欲しいけ…
エアリスの運命のネタバレあり 『FF7リバース』ラストのクラウドのエアリスへの認識が物議を醸している。 エアリスの死に悲しむ様子がないクラウド 『FF7リバース』のラストではエアリスを刺そうとするセフィロスの刀をクラウドが止めたかと思いきや、画面に…
エアリスの運命のネタバレ注意 エアリスの運命が注目を集めた『FF7リバース』をクリアした。以下ネタバレ込みの感想かつ考察。 画面にノイズが入るとエアリスの大量の血が… オリジナル版『FF7』ではゲーム中盤でヒロインの1人であるエアリスが亡くなることが…