2026年度冬休み映画興行の雑感。今回は『ズートピア2』編。
- 9年ぶりの続編、洋画アニメ史上最速の100億円
㊗️『ズートピア2』🎊
— ディズニー・スタジオ(アニメーション)公式 (@DisneyStudioJ_A) 2026年1月4日
興行収入100億円突破‼️
『アナと雪の女王2』
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を超え
洋画アニメーション史上⚡️最速⚡️
公開から30日で動員759万人、興収103億円を記録🎉
ご鑑賞いただいた皆様、ありがとうございます✨
2026年も“ズーっと”よろしくお願いします🐰🦊 pic.twitter.com/v9cGlk6KD3
⳹✨またまた快挙達成🎉⳼
— ディズニー・スタジオ(アニメーション)公式 (@DisneyStudioJ_A) 2026年1月13日
洋画アニメーション史上初❗️
前人未踏の6️⃣週連続No.1🏆
国内興収120億円&動員900万人突破💥
全世界興収ベスト12位で記録更新🌟ˊ˗
この冬最大のヒット作💫
全世界が『#ズートピア2』に
⋆⸜⋆⸜🐰“𝗭𝗢𝗢っと”夢中🦊⸝⋆⸝⋆
📍上映劇場https://t.co/q0z0jFjYVx pic.twitter.com/YWrWIy25Cn
この冬最大のヒットは2016年以来9年ぶりの続編であるディズニー『ズートピア2』。公開初日だけで興行収入4.12億円を稼ぎ、オープニング3日間では18.9億円と洋画史上歴代2位のスタートを記録。公開10日間でディズニー史上最速の40億円を突破して、公開30日間で洋画アニメ史上最速の100億円を突破。現段階で洋画アニメ初の6週連続週末観客動員ランキング1位を維持し、累計動員数は907万人、累計興行は123億円を超えている。冬休み明けの6週目末の週末興行も6.54億円とまだまだ元気で、観客動員数1000万人超えや1作目の最終76.3億円の倍となる興行収入150億円超えにも期待がかかる。
『ズートピア2』、洋画オープニング史上歴代2位 公開3日間の興収18.9億円…前作比400%超 | ENCOUNT
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『ズートピア2』、『アナ雪』超え洋画アニメーション初の6週連続No.1 興収120億円&動員900万人突破 | cinemacafe.net
- 1作目は余力を残して強制上映終了
1作目は2016年4月23日に公開されて、オープニング2日間で4.45億円のスタートで、口コミによって高稼働を続け、公開62日間をかける「“ナマケモノ級”のスローペース(表現は公開当時の記事から引用)」で70億円を突破するも、同年7月15日にディズニー・ピクサー『ファインディング・ドリー』と交代する形で上映終了。最終週も週末観客動員ランキング4位とまだまだ余力を残した形での強制終了となったが、この9年間で地上波放送や配信で認知度を高め続けたことが、2作目でのスピード違反級の速さでの累計興行の積み増しの要因だと考えられる。
国内映画ランキング(2016年4月23日~2016年4月24日) - 映画.com
『ズートピア』興行成績トップなのに…7・15で上映終了 | オリコンニュース(ORICON NEWS)
国内映画ランキング(2016年7月9日~2016年7月10日) - 映画.com
- ファンとライト層の好むキャラ推し続編
作品の評判は絶賛一色と書いて過言ではない。世の中には作品のテーマ性やコンセプト、プロットの是非に関わらず「シリーズの仲良しコンビがそれぞれ別の道で頑張る系のラストの続編が嫌い」という層が一定数存在し、『ズートピア』後に立て続けにその系統のディズニー及びピクサーの続編である『シュガー・ラッシュ:オンライン』『トイ・ストーリー4』『アナと雪の女王2』が公開されたことで、「『ズートピア』も同じ道を辿るのではないか…」と不安に思っていたファンも少なくなかったが、杞憂に終わった形。正に「ファンが求める続編」であり、昨年度に大ヒットした『モアナと伝説の海2』や実写映画版『リロ&スティッチ』にも通じる「またあのキャラクターに会える!」という喜びの時間を提供するライト層ウケもバッチリの作品(ライト層は前作のストーリーは細かく覚えてなくても、キャラクターの好感度は感情レベルで残っている傾向)となっている。
- 最後に…
それ故に「『ズートピア2』は良くも悪くもキャラ推しのファンムービー」との批判的な意見もある様子。その是非は置いといて、近年のディズニー及びピクサーは『ズートピア2』『モアナと伝説の海2』『インサイド・ヘッド2』と『2』は強いのに、『ウィッシュ』『星つなぎのエリオ』とオリジナル作品は弱い傾向。オリジナル作品で魅力的なキャラクターが生み出せないのが、敗因のような気がしてならない。とは言っても、『ウィッシュ』は日本では最終36.1億円とそれなりにヒットしているのだけど…
- オマケ
本来今年度の冬興行は細田守監督の『果てしなきスカーレット』が『ズートピア2』と真正面から対峙する存在だったのだろうけど、『果てスカ』は大コケし過ぎて、東宝的には用意していた強力な勝負カードが完全に無効化された状態(自滅)に等しく、『ズートピア2』にライト層が集中して一人勝ち状態になった可能性アリ。
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