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【エルピス】パワハラ・セクハラ・モラハラ体質・村井チーフプロデューサーの「痺れる姿」と恵那との『贈る言葉』デュエット

冤罪とバラエティ

長澤まさみ主演フジテレビ月10ドラマ『エルピス』の村井さんの評価が上がっている。

 

  • セクハラ・パワハラ・モラハラの三拍子

村井さんは深夜の情報番組『フライデーボンボン』のチーフプロデューサー。長澤まさみ演じる女子アナ・恵那に対して「おばさん」発言をするなど、パワハラ・セクハラ・モラハラの三拍子が揃う時代の流れを追えていない、如何にもな古いタイプのテレビ局員。それ故に放送開始当初は視聴者の大半からネガティブなイメージを持たれていた。

 

 

  • 恵那の覚悟を試した村井さん

そんな嫌われキャラだった村井さんだったが、恵那が冤罪疑惑について編集したテープを実際に放送予定のテープと許可なくすり替えて放送した際に他の現場のスタッフが「今すぐビデオの放送を止めろ!」と慌てふためく中で、放送続行を指示。恵那の作ったテープを最後まで流す判断をした。また眞栄田郷敦演じる新人ディレクター・岸本が冤罪を裏付ける新証言を得た際には恵那含めて周囲のスタッフが報道に渡すべきだ、と提案する中で自分たちの番組である『フライデーボンボン』で放送すべき、との拘りを見せ、放送後に報道から「『NEWS8』に恵那を記者として出させて欲しい」と提案されると恵那に対して「今ならアナウンサーという立場で読まされてただけという言い訳もできる」と記者としての覚悟を試した。こうした数々の痺れる行動から視聴者の評価は大きく上昇。鈴木亮平演じる斎藤から恵那に送られたLINEの対処を任され「刻むな、コイツ」と困惑の末に放った一言も視聴者の好感度に貢献した。

 

 

  • 『NEWS8』から飛ばされた過去、何が?

村井さんのこうした行動を振り返れば初回で中途半端な気持ちで冤罪疑惑を扱おうとした岸本に「国家権力と対峙することになる、お前潰される覚悟あるの?」という趣旨でキレたことも、当時の恵那らの受け取り方とは違った見方ができる。また恵那に幹部から『NEWS8』に出るように伝えた際に機嫌が悪かったのは「被害者へのケアや弁護士への対応の認識が甘かったという自身への不甲斐なさ」や「結局全部報道側に持って行かれてしまうという悔しさ」が見てとれる。村井さんはかつて『NEWS8』の担当だったが、外されて深夜の情報番組へ飛ばされた過去に何があったのかも気になるところだ。

 

 

  • 最後に…

村井さんは最後まで恵那に対して「おばさん」と怒鳴りつけるなどパワハラ・セクハラ・モラハラ体質の反省や変化は見られなかったが、そういう部分含めて人間の多面性ということなのだろう。この件を持って村井さんは子会社に左遷となったが、初回冒頭で彼から打ち上げのカラオケでデュエットを持ちかけられても乗り気でなかった恵那が最終回後の打ち上げでは村井さんに対して全力の「贈る言葉」でデュエットする関係性の変化もエモかった。

 

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