『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』が公開された。
映画動員ランキング:『東リベ2-決戦-』初登場1位| ORICON NEWS
— ゴミ雑草 (@mjwr9620) 2023年7月3日
→『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』がOP3日間で動員46万9600人、興収6億 500万円
→『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』はOP3日間で動員44万8000人、興収6億4800万円を記録し興収は1位 https://t.co/N85F5PxHkW
本作のオープニング3日間の動員は46.96万人で、同日公開の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の動員数を上回り週末動員ランキングで初登場1位を獲得。僅差とは言え「2部作連続公開映画の後編故のお祭り的盛り上がり」と「若者パワー」が「昔懐かしいハリウッド超大作」を上回る形となった。また興行収入もオープニング3日間で6.05億円と前編『-運命-』の5.83億円を上回った。
ただこの手の短期間の二部作連続公開の映画は基本的に後編の興行収入は前編を下回る。その理由は「後編を観る人は基本的に前編を観た人だけに限られるから」だ。この法則は超高評価だった『るろうに剣心』シリーズも破れなかった。そのため本作の最終興行見込みは前編『-運命-』が26億円程度、後編『-決戦-』が20億円程度と見込まれている。実写邦画で興行収入20億円超えは『キングダム』シリーズのような余程の超大作でない限り大ヒットの扱い、現に『-運命-』の興行収入は本年度上半期興行収入ランキングトップ10入りするヒットだ。
一方で本作の二部作合計の興行収入は26億円程度+20億円程度で46億円程度見込み。これは1作目の最終興行45.0億円と同等の数字で、今後の推移次第では下回る可能性もある。『キネマ旬報』の興行分析では「関係者は2部作合計で100億円を狙っていた」との情報もあり、あまり諸手を挙げて喜べるようなヒットでないの事実。
本作が思いの外ヒットしなかった要因は「前作公開時がアニメも放送しており、作品のピークだった」「原作の最終回の評判が悪かった」「純粋に飽きられた」「コナンやマリオなど同時期上映作品が強かった」などが指摘されているが、個人的に『-運命-』の内容が『-決戦-』のプロローグに過ぎず、単体の映画として口コミが広がりにくかったのも大きかったように思う。
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