スポンサーリンク

【生存?死亡?】権蔵、井伊直弼、坂本龍馬、片割れ、倒幕派、佐幕派、『Rise of the Ronin』プレイヤー選択の割合

【PS5】Rise of the Ronin Z version ( ライズオブローニン )【CEROレーティング「Z」】

幕末オープンワールド・アクションRPG『Rise of the Ronin(ライズオブローニン)』の各選択肢の割合(記事投稿現在)をもとにしたネタバレ雑感。

 

  • 権蔵は救っても井伊直弼殺害は7割超え

本作ではプレイヤーは様々な場面で選択を迫られ、その選択によって物語が微妙に変わったりもする。まず最初の選択肢は権蔵を殺すか否か。「留魂録」によると本選択肢では権蔵を殺した人が全体の34%だったのに対して、生存させた人は全体の66%と生存派が上回った。あまりにもコメディ調の権蔵の命乞いに「コイツは生かした方が後々面白そうだな」と判断したプレイヤーが多かったようだ。一方で桜田門外ノ変で井伊直弼を見逃した人の割合は29%に対して、殺害した人の割合は71%と殺害派が圧倒。井伊直弼を見逃すことで「史実とは異なる歴史のif」を見れるのは魅力的な選択肢にも思えるが、選択イベントの直前に村山たかの暗殺があった(史実的には村山たかは井伊直弼暗殺後も生存しているので、主人公と関わったことで運命が変わってしまった感)こともあってか、史実通りに殺害を選択した人が多かったのだろう。

 

 

  • 新選組登場で佐幕派と倒幕派の割合が逆転も…

「倒幕派」と「佐幕派」の割合に関しては横浜編の「ハリス暗殺計画」及び「潜みゆく思惑」では佐幕派の村山たかより倒幕派の桂小太郎に協力する人の方がそれぞれ74%、63%と多かったようだが、江戸編・京都編で新選組が登場してからの「呉越同舟」「浪士組の分裂(池田屋事件)」「禁門の変」では佐幕派がそれぞれ64%、62%、62%と倒幕派と選択割合が逆転。やはり「新選組の一員として幕末で剣を振りたい」という欲求を持つプレイヤーが多かったのだろう。ただ「鳥羽伏見の戦い」になると倒幕派の割合が63%と再び上昇。江戸の終盤からの関係の新選組より横浜序盤からの関係の倒幕派を優先した人が多かったのだろうか。史実的に倒幕派が勝利することも多少は影響しているのかもしれない。

 

 

  • 坂本龍馬及び片割れ生存派が圧倒

坂本龍馬の生存及び死亡の割合に関しては生存派が77%と死亡派の23%を大きく上回った。生存及び死亡は選択制ではないので発動条件が不明(多分サブクエのプレイの有無や好感度の高さ辺り)だが、かなり多くのプレイヤーは坂本龍馬の生存ルートを歩んだ様子だ。片割れの生存及び殺害の選択肢も生存が81%と殺害の19%を圧倒。唯一の8割超えとなり、プレイヤー自らキャラメイクした思い入れのある存在を生かしたいと思った人が多かった模様。ストーリー的にも片割れは主人公のことを思って行動していた面もあり、尚且つ出会ってきた人によっては主人公も同じ運命を辿っていたかもしれない、という部分を含めれば生存を選ぶ人が多いのは自然な流れなのかもしれない。

 

 

  • 最後に…

「もしかしたら主人公が片割れのような運命を辿っていたかもしれない…」という終着点はゲーム冒頭で「どちらを生かすか」と迫られた選択肢によって逆転していたことを考えると、ゲームメディアの特性を活かした中々深いゲームだったのかもしれない。

 

 

  • 関連記事

mjwr9620.hatenablog.jp