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【興行収入】実写映画『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』の宣伝キーワードは「原作ファン」「原作の再現率」「原作そのまま」

映画『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』 ・第1弾特典 映画本ポスタービジュアル&荒川先生描き下ろしスペシャルイラストカード

実写映画版『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』が公開されたが、『完結編』の前編である『復讐者スカー』に続きオープニング3日間の興行収入が1億円割れの厳しいスタートとなった。

 

元編集長の映画便り on Twitter: "『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は3日間で動員7万2504人&興収9899万480円 『東京2020オリンピック SIDE:B』は3日間で動員6877人&興収937万1800円 『PLAN 75』は10日間で動員10万9510人&興収1億3026万8730円" / Twitter

 

 

  • アピールポイントは「原作そのまま」

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2017年に公開された1作目の宣伝はとにかく「CGが凄い!」で推していた。一方で『完結編』は「原作の再現が凄い!」をアピールポイントとしている。

そのため『完結編 復讐者スカー』のCMも「最後のシーンが原作そのまま」という試写会に参加した原作ファンと思わしき人物のコメントを紹介している。

 

 

  • SNSの原作ファンの投稿を…

更に『完結編』が凄いのは『復讐者スカー』を劇場で観た原作ファンの生の投稿をまとめたCMも作っていること。しかも『復讐者スカー』の宣伝に続いてトップバッターが「これは前作の評価を覆しますよ!」と前作の評判の悪さが織り込み済みの宣伝。その後もしんみりとした音楽と共にツイートが流れ続け、極め付けは「映画の良さがもっともっと広まってほしい… みんな見てくれ…」とファンの言葉を借りて製作側の想いを伝えてるとしか思えないツイートでの締め。ここまで哀愁漂うCMも珍しいのではないかと思う。

 

 

  • 最後に…

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1ヶ月から1ヶ月半のスパンで公開される二部作連続映画は後編公開時も前編が公開中なのがセオリーで、宣伝側は「二部作一気観」を推奨したりする。現にそれで前編の興行収入を伸ばした作品も少なくない。ただ本作に関してはあまりにも動員が不発で後編公開前に前編の上映が終了した劇場が多く、前編のダイジェストが配信されるという異例な状況となっている。

 

  • 追記

公開後に原作との比較映像を公開。

 

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