ネタバレ注意
『シン・ゴジラ』公開後「次の国産ゴジラは難しい」と散々指摘されていたが、山崎貴監督『ゴジラ−1.0』公開後は「もっと難しくなったのではないか」と心配する声が多くなった様子。
神木隆之介主演「ゴジラ―1.0」が大ヒットスタート 「いかがでしたか?」に万雷の拍手 - サンスポ
— ゴミ雑草 (@mjwr9620) 2023年11月3日
→山崎貴監督は「ずっとゴジラの作品を撮りたかったので、50年来の夢がかなった瞬間。でも、寂しくて…もう一本くらい撮らしてもらえないかな」とおちゃめに次回作を熱望 https://t.co/CIdzvAOhEQ
とは言っても今回は『シン・ゴジラ』のラストの「この続きをやったら最早ゴジラじゃないよね」という尻尾の匂わせとは異なり、倒されたはずのゴジラ復活の予兆だけでなく浜辺美波演じるヒロインの首の黒いアザが広がる演出など割とハッキリと続編に対して期待が出来る匂わせがラストで描かれる。そして山崎貴監督も公開初日の舞台挨拶で「もう一本くらい撮らしてもらえないかな」と続編には前向きな様子。庵野秀明監督が山崎貴監督との対談の際に「これでゴジラも続く」と発したのは単純に作品の完成度や興行的な意味だけでなく、この匂わせも踏まえた上だったのではないか、との指摘もある。
「ゴジラ-1.0」神木隆之介×浜辺美波×山崎貴インタビュー | 全世界で愛される「ゴジラ」に携われる幸せ
— ゴミ雑草 (@mjwr9620) 2023年10月27日
神木 「シン・らんまん」とか……植物の怪獣と戦う(笑)。
山崎 植物怪獣はビオランテっていう有名なのがいるから!
神木 いけるじゃないですか!(笑) https://t.co/AiGMEUNL1B
本作公開前の山崎貴監督と神木隆之介と浜辺美波の対談で両役者が夫婦役で出演していたNHK朝ドラ『らんまん』を踏まえて「『シン・らんまん』とか……植物の怪獣と戦う(笑)」「植物怪獣はビオランテっていう有名なのがいるから!」「いけるじゃないですか!(笑)」との会話を繰り広げていたが、今回どう考えても助かってるとは思えなかった浜辺美波演じるヒロインが割と軽傷な感じで生きていたことから、SNSでは「G細胞からのビオランテ?」と妄想の翼を広げる投稿もチラホラ。
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— 西武園ゆうえんち(公式) (@seibuenyuuenchi) 2023年10月30日
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また山崎貴監督は西武園ゆうえんちの『ゴジラ・ザ・ライド』ではキングギドラとラドンの戦いを描いており、「山崎貴セレクション ゴジラ上映会」でもキングギドラとラドンが登場する『三大怪獣 地球最大の決戦』をセレクトして思い入れを語っていた。『ゴジラ−1.0』では他にセレクトした『ゴジラ』『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』『シン・ゴジラ』に共通する「怖いゴジラ」要素はやれたので、「次はキングギドラとの対決モノを映画で…」と考えていても不思議ではない。『三大怪獣 地球最大の決戦』には金星人とかも出てくるけど、山崎貴監督は元々『リターナー』みたいなSF映画をやりたかった人なので、『ゴジラ−1.0』の世界観に宇宙人が登場する、みたいな荒唐無稽な展開も見てみたい気はする。
そんなこんなで『ゴジラ−1.0』のラストであのような伏線を張った以上、次も山崎貴監督がやる可能性が高いのではないか、思うが問題は次の次か。樋口真嗣監督も「オリジナル怪獣と対決させたい」みたいな願望を持っているようだが、これまで『ゴジラ』を監督したことがない人だと近年の東宝の貢献度を踏まえると『キングダム』シリーズの佐藤信介監督辺りに白羽の矢が当たるのか。何はともあれ、どんな作品で誰が監督でも次の国産ゴジラも楽しみだ。
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