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「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」から改めて感じるマクドナルドの凄さ/マイケル・キートン主演

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(字幕版)

皆さんマクドナルドというファストフード店を知っていますか?

もちろんほとんどの人がその店を知っていて、その店の商品を一度は口にしたことがあると思います。

実際マクドナルドの商品は毎日世界人口の1%の人が口にしてる程有名なチェーン店です。

昨年公開された「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」というマクドナルドの創業者の伝記映画を観た時マクドナルドのスゴさを改めて実感させられました。

 

何故多くの人がマクドナルドを利用するのでしょうか?

それは

・安さ

・スピード

・フォークやナイフなどの食器を使わない

・どこでも好きな場所で手軽に食べられる

・ゴミも返却することなく捨てることが出来る

など多くの魅力があるからだと思います。

マクドナルドが出来る前のアメリカではドライブインの店でも食事が出るまでに時間がかかる上に間違った商品が出ることも珍しくありませんでした。

また食べるのも食器を使わなければならなく食べ終わった後はその食器を返却しなくてはならなかった。

そのため食べ終わるまで客はその場を動かずに、駐車場はいっぱいになってしまい客にとって外での簡単な食事は物凄くストレスのかかるものでした。

しかしマクドナルドは商品をバーガー・ポテト・シェイクの3つに絞り作業を役割分担することで注文から30秒で商品を出すことを実現します。

ここの流れ作業のシーンは映画で観るとより納得してもらえると思います。

またマクドナルドは食器を使わないため好きな時に好きな場所で食べることが出来る。

さらに食器を使わないのは店側にもメリットがあり、食器を洗うための人の人件費や食器が割れる心配がないなどいいことばかり。

正にマクドナルドのシステムは革命的だったのです。

(ちなみにこのシステムを実現するまでの試行錯誤も面白いので映画を是非観て欲しい。)

そのため開発したマクドナルド兄弟は外食業界のヘンリー・フォードとも言われています。

ヘンリー・フォードとは自動車会社フォード・モーターの創設者で工業製品の製造におけるライン生産方式による大量生産技術開発の後援者です。

それを考えると一時期の日本のマクドナルドのメニュー表を無くしたり高級志向に走ったのは愚の極みだったな…

100円マックや60秒サービスは良かったけどね!

(どれも同じ社長の方針です。)

 

 

マクドナルドのもう1つの魅力といえばあトレードマークです。

あれは当初「ゴールデンアーチ」と名付けられており、マクドナルド兄弟がデザインしたものでした。

そのデザインの魅力を感じたレイ・クロックという人物がアメリカにはどの町にも教会と裁判所があり、教会の屋根には十字架・裁判所の屋根には国旗があるとマクドナルド兄弟に説きます。

つまり十字架と国旗がある場所には人が集まるのと同じくマクドナルドのアーチは人が食事をする場所の象徴になると確信してフランチャイズ化を始めたのです。

確かに知らない町でもあのトレードマークを見るとつい店に入りたくなってしまいます。

 

 

ところで皆さんは本作をご覧になっていますか?

本作は他にもマクドナルドの創設の秘密がいっぱい描かれています。

また何故システムを作ったマクドナルド兄弟が創業者でなくレイ・クロックがマクドナルドの創業者として扱われてるのか、何故レイ・クロックはマクドナルドを兄弟から奪ったのかが本作では描かれています。

(ちなみに本作のオチの意味が分からなかった人は「ゆかいな牧場」の英語版のタイトルを調べてください。この歌はアメリカでは子供の頃から何度も歌うため刷り込みがされていてとても馴染みがある歌だそうです。)

もし興味が湧いたら是非観てください。