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2017年地上波映画視聴率ランキングベスト10

2017年も終わりを迎えようとしている。

今回は今年地上波で放送された映画の視聴率ランキングベスト10を発表します!

自分が観た映画が入ってるか確認しながら今年を振り返ってみてください。

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第1位 アナと雪の女王 19.7%

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2014年に公開され興行収入254.8億円で日本歴代3位のディズニースタジオの大ヒットアニメの地上波初放送でフジテレビの「土曜プレミアム」で放送された。
みんなで歌おうバージョンという歌詞字幕がつくバージョンで放送された。
一応ノーカット放送を謳っていたがエンディングはフジテレビ関係の番組や映画の関係者や一般人が歌っていると映像に差し替えられた。またラストのおまけのオチは小窓で早送りで放送され苦情が多かった放送。
本編放送前に特別番組まで用意したが、そちらは不発だった。
視聴率20%に届かなかったのは残念だが、放送まで3年開いたことと前年に「ベイマックス」の視聴率が一桁で爆死していたことを考えると大健闘だろう。
正直13%前後を予想していた。

 

第2位 千と千尋の神隠し 18.5%

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スタジオジブリ宮崎駿監督作品で8回目の放送であることと他のジブリ作品が10%前半の数字や一桁の数字に落ちる中圧倒的な強さを見せつけた。
国内興行収入308億円とブッチギリでトップの本作はちょうど社会現象を巻き起こしていた「君の名は。」ともネットでは比較されたりもした。
もちろんジブリなので金ローでノーカット放送だった。

 

第3位 シン・ゴジラ 15.2%

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庵野秀明総監督の興行収入82.5億円の大ヒットを記録した本作が「日曜洋画劇場」が終了したテレビ朝日で久々のゴールデンでの映画放送となった。
数億円で購入されたという本作は放送前に大量宣伝し、放送1ヶ月前から深夜にカウントダウン放送をして、2日前にはには公開前にコラボした「クレヨンしんちゃんVSシン・ゴジラ」を再放送、さらに放送日の午後には怪獣総選挙の特番まで放送し力の入れ具合を感じさせられた。本編は不祥事をやらかした小出恵介のシーン6秒とエンドクレジット以外はノーカットで地上波では珍しくシネマスコープサイズで放送されだ。
横並びの時間帯でも1位を獲得して週間視聴率も日本テレビの204週連続一位を食い止めた。
実写邦画で15%以上取ったのも久々だ。

 

 

第4位 耳をすませば 14.5%

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スタジオジブリ作品だが宮崎駿監督作品ではない本作の10回目の視聴率はなんと前回の放送時の視聴率13.3%を上回った。
正直最近のジブリ作品は宮崎駿監督作品以外一桁に転落することも多かった中で強さを見せつけることに成功した。
もちろんジブリなので金ローでノーカット放送だ。

 

第5位 天空の城ラピュタ 14.4%

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宮崎駿監督作品で16回目の放送にも関わらずこちらも相変わらの強さを見せた。
とは言ってもこの数字で歴代ワースト2位の成績であるから驚きだ。
というのも視聴率が15%を割ったのは初回以来約29年ぶりだった。
バルス祭りでも有名な本作だが、今回の放送時に行われた好きなシーンランキングでは2位だった。
これもジブリだから金ローでノーカットだ。

 

第6位 相棒 -劇場版Ⅱ-特命係の一番長い夜 13.5%

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テレビ朝日の大人気ドラマシリーズの劇場版第2弾が最新作のタイアップ放送で6回目の放送でも強さを見せつけた。
昼の再放送でもレギュラー放送でも映画放映でも数字が取れるうえに自社制作コンテンツのためコスパも良い正真正銘のテレ朝ドル箱コンテンツだ。

ちなみに土曜日に放送されたが、「日曜洋画劇場」のホームページのラインナップに載っている。

 

第7位 ジュラシック・ワールド 13.4%

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興行収入95.3億円で2015年No. 1ヒット作を「金曜ロードshow」で地上波初放送。
ジュラシックパーク」と2週連続で放送され約6年半ぶりの金曜ロードだけの新規吹き替え版を作成して放送した。
吹き替え声優には山本耕史と吹き替え初挑戦の仲間由紀恵が選ばれたが、劇場公開時の玉木宏木村佳乃と大して差はなく誰得な新規吹き替え版となった。
来年公開の2作目は誰が吹き替えるのか注目だ。

 

 

第8位 風の谷のナウシカ 12.7%

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これも宮崎駿監督作品で金ローでノーカット放送された。17回目と金曜ロード史上最高放送数の「なんどめだナウシカ」状態だが圧倒的強さを常に見せつけているので誰も文句は言えないどころか普通に嬉しい。ただし前回放送時が間を空けたにも関わらず歴代ワーストの視聴率を2度連続更新してしまったのは少し寂しい。

 

第9位 塔の上のラプンツェル 12.6%

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ディズニーアニメの3回目の放送。

地上波初放送時はTBSの今はなき「水曜プレミア」で放送されて8.5%だったが、2回目の放送はフジテレビ「金曜プレミアム」枠で裏の「金曜ロードshow」での「寄生獣 特別版」のテレビ初放送を上回る11.5%を記録していた本作。

なんと今回は「金曜ロード」で放送されて12.6%と過去最高を記録した。

「モアナと伝説の海」公開タイアップと「アナと雪の女王」のヒット以降にディズニーアニメが再定着したことが今回の高数字の理由に考えられる。

(ただしピクサーの「インサイドヘッド」「カーズ2」の地上波初放送は一桁と不発だった。)

 

第9位 相棒 -劇場版-

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同じく12.6%でトップ10にランクインした本作は実はテレビ朝日で長年映画を放送し続けてきた「日曜洋画劇場」での最後の放送作品だった。

数年前から洋画大作の地上波初放送でも一桁台に低迷したため不定期放送枠に降格になりながらも定期的に映画を放送し続けてなんとか維持してきた枠だったがついに今年正式に終わりを迎えた。

SMAP解散安室奈美恵引退、めちゃイケ終了など長年続いてきたものが終わる時は大きな話題に上ることが多い。

しかし長年ゴールデンで映画を放送していた本枠の終了はあまり話題にならずひっそりと終わっていったのも悲しいものだった。

 

ワースト HiGH&LOW THE MOVIE 特別版

               from THE RED RAIN   3.8%

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「HiGH&LOW THE MOVIE 2」のタイアップ放送で金曜ロードshowでテレビ初放送された本作は、女性のナレーションでストーリーを進行させ、見せ場のアクションシーンを全てカットされた特別版だったためファンの一部で炎上した。

自分はこのシリーズを未見なのであまり詳しく言及できなが、なぜ公開から一年以上経った「HiGH&LOW THE MOVIE 」でなく公開から一年経ってないスピンオフ作品の方をわざわざ編集してまで放送したかは疑問が残る。

(ワーストといっても「午後のロードショー」や「映画天国」などの大きくゴールデン枠から外れた放送は除外してます。)

 

 

おまけ

最後におまけとして新作公開に合わせて数週にわたって過去のヒット作を放送する大型タイアップ企画があった作品の視聴率の推移をまとめていく。

土曜プレミアム 4週連続パイレーツの視聴率

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シリーズ4作を順に放送した。

視聴率は10.4%→10.3%→9.8%→11.3%と推移して4週連続でほぼ二桁の高視聴率をキープした。

3週目のみ一桁なのは日本テレビで「ミュージックフェア」が放送したこととが原因だと考えられる。

また前回放送時はシリーズ全て一桁に落ちてたので最新作タイアップの効果の強さを見せつけられた。

 

金曜ロードshow 4週連続ハリーポッター 

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3-6作目を放送した。

視聴率は8.4%→10.4%→10.3%→9.6%と1週目は裏のスケート、4週目は裏のサッカー放送と被り視聴率一桁に落ちてしまったが基本的に二桁前後を維持する安定の強さを見せた。

また元SMAPの3人のネット生放送「72時間ホンネテレビ」の煽りはほとんど受けなかった模様。

トレンドも「72時間ホンネテレビ」が占拠する中しっかり食らいついていた。

来年放送されると推測される「死の秘宝」と「ファンタスティックビースト」の視聴率も楽しみだ。

 

土曜プレミアム 4週連続インディジョーンズ

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ブレードランナー2049 」のタイアップで全作を順に放送した。

視聴率は9.0%→7.5%→9.8%→8.5%と推移した。

2週目は裏で野球放送があり、4週目は野球延長て120分繰り下げの23:00-25:10での放送となった。

5作目公開時にタイアップ放送すれば二桁の可能性も秘めていると感じた。

 

金曜ロードshow 3週連続スターウォーズ

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最新作のタイアップで5→6→7の順で放送した。

視聴率は9.7%→8.1%→12.2%と推移した。

これは日本テレビ的にはかなり物足りなかっただろう。

特に「最後のジェダイ」の公開日にノーカットで地上波初放送した「フォースの覚醒」の数字が伸び悩んだのは厳しい。