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【興行収入】DC映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』、『ジョーカー』に続くヒットならず

Birds of Prey

全米でDCエクステンデッド・ユニバース最新作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が公開された。本作はアメリカの大手批評サイト『ロッテントマト』で批評家支持率80%とフレッシュ認定、観客からも支持率81%と高い評価を得ていた。一方でオープニング興行収入は事前予想の4500万ドルを大きく下回る3300万ドルに留まったという。

 

 

マン・オブ・スティール(吹替版)

ジャスティス・リーグ(吹替版)

DCエクステンデッド・ユニバースは2013年の『マン・オブ・スティール』から始まったユニバース。MCUの成功を受けて製作されたユニバースだったが、1作目の『マン・オブ・スティール』から興行・批評面共に伸び悩んだ。その後数々の作品が公開されるも『ワンダーウーマン』を除けば評価はイマイチ。ヒーロー大集合映画『ジャスティス・リーグ』に至っては製作費3.0億ドルに対して、全米興行2.29億ドルと国内での製作費回収が困難になるまでに落ち込んだ。

 

 

ジョーカー(字幕版)

しかし昨年公開された『アクアマン』と『シャザム』は興行的にも批評的にも高い評価を収める。またDCエクステンデッド・ユニバースの作品ではないが、昨年は同じくDCコミックス原作の『ジョーカー』も大ヒット。アメコミ映画としては初となるアカデミー賞・作品賞へのノミネートを決めた。

 

 

この流れで女性の悪役が大活躍するR指定アメコミ映画として『ハーレイ・クイン』も大ヒットを期待されたが現実は厳しい。しかし本作の製作費は8450万ドルとDCエクステンデッド・ユニバース作品とは抑え目の数字。期待ハズレのスタートだったが、そこまで大きなダメージを受けるほどではないだろう。

 

日本では3月20日(金)公開!

 

スーサイド・スクワッド(吹替版)

スーサイド・スクワッド(吹替版)

  • 発売日: 2016/11/23
  • メディア: Prime Video
 
スーサイド・スクワッド(字幕版)

スーサイド・スクワッド(字幕版)

  • 発売日: 2016/11/23
  • メディア: Prime Video
 

 

参考文献

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』首位デビューも思わぬ苦戦:全米ボックスオフィス考 - シネマトゥデイ

Birds of Prey (And the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn) (2020) - Rotten Tomatoes

Birds of Prey: And the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn - Box Office Mojo