今回は木村拓哉主演の「SPACE BATTLESHIPヤマト」と草彅剛主演の「日本沈没(2006)」の共通項をまとめました!
両作はどちらもSMAPを主演に迎え東宝が配給し、TBSが製作した作品だ。
さらに製作費を20億円かけて70年代のヒット作を実写映画化した超大作であることも共通項だ。
共通項2 VFX・特撮映像の凄み
両作はどちらも日本映画のスケールを超える映像を売りにしている。
ヤマトの方はVFX出身の山崎貴監督が、日本沈没は特撮監督出身の樋口真嗣監督が自身の武器を生かして日本映画最高レベルの映像を作り上げている。
共通項3 クライマックス
両作はどちらも自己犠牲を通して大切なものを守るというラストも共通している。
また、どちらもマイケルベイ監督の「アルマゲドン」に酷似しているのも共通項。
しかしラブシーンは…
様々な共通項を持つ両作だが、ラブシーンでは大きな違いを見せる。
どちらも女性は自身の職を持ち、強気な性格の持ち主という設定までは共通項だ。
さらにその後彼女らは傷つき心が弱る展開になるのも同じだ。
しかし、キスからの流れは大きく異なる。
ヤマトでは木村拓哉が弱った黒木メイサに特に前触れもなく唐突にキスする。
さらに半ば強引に押し倒し子供まで作る。
一方日本沈没では草彅剛は弱る柴咲コウに自然な流れでキスをする。
しかしこちらは、柴咲コウの「抱いて」という言葉に対して「出来ない」と誘いを断りそのまま草彅は旅立ってしまう。
これでは木村は肉食すぎ、草彅は草食すぎる対象的な恋愛観となっている。
2作品を比べながら観るのも楽しいかもしれないので暇があったら是非観てください。