令和だよ!
きっと紙の価値はドンドン無くなるよ!
そんな新時代が来ると思ってる…
紙媒体の価値が…
近年は紙媒体が電子媒体に負けたというニュースをよく見る。
- コミックスの売り上げが…
2017年の電子コミックスの推定販売金額が紙のコミックス(単行本)を初めて上回ったと発表した。
今から2年前の2017年電子コミックスの売り上げが紙のコミックスの売り上げを初めて上回った事が話題になった。
- 産経新聞の新卒採用が…
産経新聞社の春採用予定者の人数が、わずか2人だったことが明らかになったからだ。
同社の新卒採用者数を聞いたところ、2014年と2015年が、それぞれ26人。2016年が41人、2017年が54人、2018年が40人だった。2019年は前年比で20分の1となる。
また産経新聞の2019年の新卒採用が前年比の20分の1の2人だった事も話題になった。
産経新聞社は、この秋から新しい採用の考え方に基づいて、共に働く仲間を募ります。 詳しくは、9月の説明会でご案内致します。
更に産経新聞は2020年の新卒採用を実施しない方針を発表。新聞業界に衝撃が走った。
- 新聞は紙中心ではなくなる可能性
もともと新聞というのは、多くの人に安く読んでもらえるのが売りだった。それがインターネットの時代になり、みなさんがおっしゃるようにタダで読めるようになり、しかも情報が速く、内容も豊富だ。わざわざ紙の新聞を広げて読むという文化がなくなっていくのは当然のことだし、新聞が今の感じで続くと思っている記者とほとんどいないと思う。紙の新聞は高級品になっていくだろう。
また『AbemaPrime』に出演した朝日新聞記者も新聞社の報道が紙中心ではなくなる可能性について言及した。夜に読んだ記事が翌日の朝刊の一面を飾ってるケースなどを考えれば紙の新聞の価値がなくなっていくのは仕方ない気もする。
タブレットを使ったデジタル教科書
タブレット端末使ったデジタル教科書 今年度から使用開始 #nhk_news https://t.co/2Ov7Cuuf3G
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月15日
電子媒体が紙媒体を上回ったという流れは教育界にも影響を与える。今年度から一部の学校ではタブレット端末を使ったデジタル教科書の使用を始めたという。
え、もう? ランドセル展示会 2019年は“タブレット”で進化も
— FNN.jpプライムオンライン (@FNN_News) 2019年4月13日
早くも2020年の準備が始まった。
13日、東京都内で開かれたのは、百貨店など7社が参加した、ランドセルの「合同展示会」。https://t.co/gPfWa9FMpU#FNN pic.twitter.com/FTHo07fKYI
また来年度(つまり令和2年)の新小学一年生向けのランドセルの展示会ではデジタル教科書に合わせてタブレットの端末ケースを内蔵したランドセルが発売されるという。これから先も教科書のデジタル化はより一般的になるだろう。それは紙の辞書が電子辞書に負けたのと同じように、持ち運びの便利さや使い勝手など色々な視点から見れば電子媒体のがメリットが大きいのが明らかだからだ。そしてこの流れは誰にも止められない。
紙に思い入れのない世代が誕生
「紙に思い入れがあるから紙は無くならないと思う」という意見をよく見る。確かに紙がなくなる事はあり得ないだろう。一方で紙の価値は確実になくなっていく。それは前述した「電子辞書と紙の辞書」や「紙タバコとパイプ」「配信音楽とCD」など後者より前者を選ぶ人が圧倒的なのと同じ事になるのだろう。
当然と言えば当然だ。例えば大学の出願。10年前なら願書を各大学毎に取り寄せて手書きで証明写真を貼って出願して、大学から受験票が届くのを待っていただろう。でも今の受験生はスマホで撮った顔写真をアップしてネットで出願して、家で受験票をダウンロードして印刷する。就活だってそうだ。まだ手書きの履歴書を要求する企業は多いが、リクルートを筆頭にIT系の会社は既に履歴書をデジタル化している。他にもオンラインで授業をする予備校や面接をする企業などもありデジタル化の勢いは止められない。
今の20代くらいの世代はまだ紙とデジタルのハーフ的な存在だが、これから新小学生になる世代はよりデジタル色に染まるだろう。もしかしたら彼ら彼女らが義務教育を終える頃には学校にスマホを持っていくのが当たり前の時代になってるかもしれない。紙に触れる機会が少なくなれば紙に思い入れなんて生まれない。それはレコードに触れたことが無い人がレコードに思い入れなどを抱かないのと同じだ。
令和元年の小学1年生が社会人になる頃にはデジタルは当たり前だ。きっと「紙のがいい」とかいう人は老害扱いとなるだろう。それは今の「紙の辞書のが優れている」という年配教師や「酒は飲み続けるが慣れる」と断言するパワハラ上司と同じように古い価値観と固定概念を押し付けているに過ぎないのだから…
最後に…
昔テレビで地図をスマホで調べたら怒られたみたいなエピソードをやってたけど、そういう本質と違う部分で怒ってるから変な方向に行く。感情論や先入観は捨てて本質を見ていくべきだ。