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【カムカムエヴリバディ・深津絵里】前髪下ろしのロングヘアからおでこを見せるベリーショートへ、額に傷負った「るい」の髪型変遷 

(39)「1951-1962」

『カムカムエヴリバディ』が最終回間近なので深津絵里演じるるいの髪型の変遷を追っていこうと思う。

 

(42)「1962」

るいは幼少期に額に傷を負っている。そのため17歳くらいの時は常に前髪を長く伸ばして額の傷を隠すようなヘアスタイルにしている。でも前髪は軽いから風が吹けば簡単に上がってしまい、傷はすぐに剥き出しになる。前髪の重さは心の壁の厚さと簡単に持ち上がってしまう心の脆さを表現していたのだと思う。だからデートで浮かれても、その傷を思い出すことで「何であんなに浮かれていたのだろう」と自分を恥ずかしく思ってしまう。とても生き辛い状況だ。

 

 

(67)「1965-1976」

でも錠一郎と結婚して、ひなたを産んだ後の髪型は少し短くなっている。ベリーや錠一郎と心と額の傷を共有することで少し軽くなった気持ちが髪型にも表れているのかもしれない。

 

(91)「1992-1993」

ひなたが成人して以降の髪型は耳も出して更に軽めになった。回転焼き屋も軌道に乗ってだいぶ気持ちが軽くなったのかも。

 

 

(95)「1993-1994」

ただ算太登場で再び気持ちが幼少期に戻ったのか髪型は重めに… 雉真の家に戻る時は耳が再び隠れるヘアスタイル。過去と向き合うのは気が重いし、あまり話を聞きたくない、みたいなのが影響したのかも…

 

(109)「2003-2025」

一方で雉真の家で話を聞き、父親・稔の幻の声を聞き、錠一郎が再び音楽活動を始めるとなると今度はベリーショートに!吹っ切れた感が表れている。

 

 

(111)「2003-2025」

そして母親・安子のラジオを聴いた後のステージではこれまで下ろしていた前髪を固めて傷が見えるヘアスタイルに… これはもう傷を気にするるいはいないことを表している。そしてその傷もだいぶ薄くなっている。きっと彼女の心の傷も同じなのだろう…

 

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