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「ゴジ泣き」「ユアストーリー」の不安と『アルキメデスの大戦』路線の予感、戦後舞台の山崎貴監督版『ゴジラ』発表段階の期待度

「『シン・ゴジラ』は公開前から期待されてた」とかいう奴がいるみたいなので、山崎貴監督版『ゴジラ』の発表段階でのネットの期待度を主観ではあるが出来るだけ客観的にまとめておく。

 

  • 映像面で期待大

ALWAYS 続・三丁目の夕日

山崎貴監督で『ゴジラ』といえば、真っ先に思いつくのは『ALWAYS 続・三丁目の夕日』でのオープニング。本作は大ヒット作品故に多くの人の目に触れているため、これを持って「映像面では安心できる」と期待してる人が多い印象。山崎貴監督が演出した西武園ゆうえんちの『ゴジラ・ザ・ライド』が高評価なこともプラス要素となっている様子。

 

 

  • 感動押し売りの不安

STAND BY ME ドラえもん (英語吹替版)

一方で『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズが代表されるように山崎貴監督の映画は「感動作品」と高い評価を受ける反面「感動の押し売り」との批判もある。それが極に達したのが「ドラ泣き」とのキャッチコピーで売り出した『STAND BY ME ドラえもん』で、SNSでは「ゴジラ」という国民的コンテンツを「ドラえもん」同様に「感動押し売り映画」にされるのではないか、という懸念から「ゴジ泣き」というワードがトレンド入りした。

 

  • 傑作の予感

アルキメデスの大戦

しかし山崎貴監督版『ゴジラ』は事前に公表されていたエキストラ募集によると時代設定は1945〜47年の戦後と1作目より前の時系列。更に過去のインタビューで山崎貴監督は『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の「白目ゴジラ」のような「怖いゴジラ」推しており、仮に自身がゴジラを作るなら「戦争の傷後が残っている時代」を舞台にすると語っている。そのため山崎貴監督作品を多く観ている層からは「感動路線」を捨て日本の愚かさを描いた『アルキメデスの大戦』路線の傑作が生まれるのではないか、感動ではなく恐怖で「ゴジ泣き」させてくれるのではないか、という期待もある。

 

終了 * エキストラ募集情報[6/17更新]◆東宝製作・山崎貴監督<超大作怪獣映画(仮)>6/21・22@東京(世田谷区)◆3Dエキストラ素材モデル男性2名:追記:『ゴジラ-1.0』 - 東京エキストラNOTES>募集情報2020~23

ASCII.jp:【インタビュー】昭和33年の東京に突如出現したアイツの真相を山崎貴監督に直撃!! (1/3)

 

 

  • 解釈違いが起きる可能性

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー

またSNSでは「ゴジラでもラストで着ぐるみの中から人間が出てくるのでは…」と公開当時大炎上した『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』をネタにした投稿も相次いだ。当然「流石にそれはない」という意見が大半で本気で心配してる人は少ないだろうが、「多くのファンのツボを悪気なくズラしてくる『解釈違い』」が起きる可能性は不安要素として残る。ただ『ゴジラ』はハリウッド版含めて様々な解釈のゴジラが無数に存在していることから「ゴジラはそういうもん」と受け手の許容範囲も広いため、山崎貴監督流解釈がポジティブに働く可能性もある。

 

 

  • 最後に…

敗戦後、戦争の傷後が残りながらも「本土決戦は免れた!これから頑張って日本を復興していこう!」みたいな時代にゴジラが上陸する映画を作ろうとしている山崎貴監督、普通に怖い… 期待と不安を半分に楽しみにしている。

 

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