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『カムカムエヴリバディ』アニー・ヒラカワこと安子、ラジオの「日本語ペラペラ『おいしゅうなれ』放送事故」でるいへの想いを吐露

(108)「2003-2025」

『カムカムエヴリバディ』最新話でアニー・ヒラカワの正体が初代ヒロイン・安子だったと判明した。本作ではこれまでも「アニー・ヒラカワと安子同一人物説」が話題となっており、朝ドラ側の小出し小出しの情報から「ミルクボーイ」の漫才のように「ほな、安子やないな」「安子やないか」という考察が繰り広げられていた。

 

 

  • ラジオを通して安子の想いがるいに…

このように散々「安子匂わせ」で続けていた本作だが、最新話でついにアニー・ヒラカワの正体が安子だと確定する演出がなされた。この展開についてSNSでは「ラジオ番組で想いを吐露してもるいが聴いているか分からないのでは…」的な指摘もみたが、流れ的に安子は「ひなたの持ってきた回転焼きの味とおまじない」で心がグラついている時に「稔さんとの初映画の思い出」を問われたことで心の扉が開き、そのままるいへの想いの吐露が止まらなくなってしまった形。つまり安子的にはるいに想いを届ける意図ではやってないので、「るいが聴いてないのでは…」的な指摘は的外れなのではないかと思う。それより演出の意図としては「ラジオ」という本作の重要なキーを通して、母の想いが娘、そして孫に伝わった「運命」の方に重点を置いていたのではないか、と思った。

 

※アレだけの放送事故を起こしたのだから、遅かれ早かれ関係者のひなたには話は伝わったのではないか、とも思う

 

 

  • 「おいしゅうなれ」放送事故

それとは別に身内以外からすれば英語しか喋れないはずの日系アメリカ人のアニー・ヒラカワがいきなり日本語をベラベラ喋り出して事実上自身の経歴詐称を認め、「娘の顔に傷をつけた」とか「幼い娘の前から消えるのが唯一の詫び方で祈り方」みたいな重めの自分語りをされるというのは完全な放送事故。このシーンの深津絵里とオダギリジョーの演技は見応えがあるが、事情を知らない人からすれば「DV疑惑」が浮上してもおかしくないレベル。挙げ句の果てに涙声で「るい…」と娘の名前を連呼して唐突かつ謎の「おいしゅうなれ… おいしゅうなれ…」は恐怖でしかない。2022年ならまず間違いなくSNSでシェアされてその日一番のネットの話題になること間違いなしだ。ドラマの時代も2003年なので、ある程度はネットで話題になっているだろうし、映画のヒットや今後の安子のキャリア次第では定期的に掘り返されそうだ。

 

 

  • 最後に…

自身の想いを吐露してそそくさと消えていく感じから「やっぱり安子と算太は兄妹なんだね…」とも思うが、残り3話。どのような展開になるか注目だ。

 

  • 追記

上白石萌音が特殊メイクで登場する案は初期段階で外れていたという。

 

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