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コロナ禍の映画館復活を託されたクリストファー・ノーラン監督作品『TENET テネット』の「皮肉な結果」

新型コロナウイルス感染拡大により窮地に陥った映画館を救うことを期待されたクリストファー・ノーラン監督最新作『TENET テネット』。日本では興行収入27.4億円と同監督作品としては国内2番目のヒットを記録する一方で、全米興行収入と世界興行収入はかなり…

『TENET テネット』がコロナ禍の日本でクリストファー・ノーラン監督史上2番目の興行収入を記録した理由

2020年9月18日に公開されたクリストファー・ノーラン監督作品『TENET テネット』の日本での最終興行収入が27.3億円だったと発表された。この記録は日本での同監督作品では『インセプション』に次ぐ2番目の興行収入である。 『インセプション』ヒットの理由は…

大河ドラマ『新選組!』の便乗に始まり、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の便乗に終わる『銀魂 THE FINAL』

2021年1月8日に公開された『銀魂 THE FINAL』が動員ランキング12週連続1位を記録していた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を破り、週末動員ランキング初登場1位スタートを切った。最終興行収入は18億円を超えてシリーズ最高記録を更新している。 最終回まで…

「エマとママの運命の対比」を強調した実写映画版『約束のネバーランド』

ネタバレ注意 『週刊少年ジャンプ』で連載されていた大ヒットコミックスの実写映画版『約束のネバーランド』を観た。 原作からの年齢変更で生じた違和感 本作は「原作では11歳の主人公たちの年齢を役者の年齢を考慮して、15歳に設定変更している」という点か…

『STAND BY ME ドラえもん2』の興行収入が前作から大幅ダウンした理由

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が国内興行収入の歴史を塗り替えるヒットを記録する中に公開された山崎貴監督最新作『STAND BY ME ドラえもん2』の最終興行収入は28億円前後見込みだという。これは興行収入83.8億円の大ヒットとなった前作『STAND BY ME ド…

「忘れん棒」の使い方から山崎貴監督のブレない「ドラえもん像」を感じた『STAND BY ME ドラえもん2』

ネタバレ注意 2014年に公開され興行収入83.8億円の大ヒットを記録した山崎貴監督作品『STAND BY ME ドラえもん』の続編『STAND BY ME ドラえもん2』。本作は原作でも「泣けるエピソード」として名高い「おばあちゃんのおもいで」「ぼくの生まれた日」「45年…

「さようなら、ドラえもん」で終わらず、「帰ってきたドラえもん」まで描いた『STAND BY ME ドラえもん』

2014年に公開され、興行収入83.8億円の大ヒットを記録した山崎貴監督作品『STAND BY ME ドラえもん』。本作は原作にある「未来の国からはるばると」「たまごの中のしずちゃん」「しずちゃんさようなら」「雪山のロマンス」「のび太の結婚前夜」「さようなら…