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広島の惨状を目の当たりにした主人公は「もし京都に3発目が使われるなら…」、日本の原子爆弾開発を描いた青春映画『太陽の子』

クリストファー・ノーラン監督が「原爆の父」を描いた伝記映画『オッペンハイマー』の公開によってアメリカ映画の原爆描写に注目が集まっているが、日本でも今から4年前の2020年夏に日本海軍から依頼を受けて原子爆弾の開発をしていた京都大学の研究室を舞台…

プロデューサーの愚痴をクドカンが脚本化したドラマ『不適切にもほどがある!』、最終回は「アップデート」と「寛容」だったが…

SNSで色々と物議を醸していた宮藤官九郎脚本『不適切にもほどがある!』の最終回が放送された。 SNSで賛否割れた『ふてほど』 本作は昭和の体育教師・小川が令和にタイムスリップしてくる物語。物語の流れは基本的に戯画化されたコンプラ重視の令和に対して…

広島・長崎の被害の直接描写なしが日本で物議のクリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー』と『風立ちぬ』とNHK

ネタバレ感想 クリストファー・ノーラン監督が「原爆の父」を描いた映画『オッペンハイマー』を観た。本記事では公開前から日本で物議を醸していた「広島・長崎の被害の描写がない」という点について3視点から私的見解を書いていこうと思う。 広島・長崎の直…

【売上】前作『リメイク』を大幅に下回る初週、全世界累計は未発表、「売れてない!」と話題の『FF7リバース』と3作目への不安

『FF7リバース』が「全然売れてない!」とネットでは話題だ。 前作大幅に下回る初週、全世界累計は未発表 1位(初登場) PS5 ファイナルファンタジーVII リバース26万2656本(累計26万2656本)/スクウェア・エニックス/2024年2月29日 【ソフト&ハード週間…

「手描きアニメ」宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』と「低予算高クオリティ」山崎貴監督『ゴジラ−1.0』がアカデミー賞W受賞!

第96回米アカデミー賞で宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』が長編アニメーション賞、山崎貴監督『ゴジラ−1.0』が特殊効果賞を受賞した。 今年は「戦争映画」が強い傾向 アカデミー賞、「戦争映画」が次々受賞 水爆実験で生まれたゴジラも:朝日新聞デジタル…

小説版の敷島は夢の中で出撃仲間から「こいつが卑怯者」、山崎貴監督『ゴジラ−1.0』が「戦争末期の特攻」を否定している理由

日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を『ゴジラ−1.0』の山崎貴監督が受賞したことで「なんであんな特攻を肯定しているのか否定しているのかもハッキリしない映画が!?」という批判があるらしい。 監督の意図と観客の受け取り方に乖離? 物語には、戦争の傷痕が…

【FF7リバース】壁を越えたクラウドと仲間の「エアリス運命認識」の謎と「白フィーラー」による影響のネタバレ感想・考察

エアリスの運命のネタバレ注意 『FF7リバース』のエアリスの運命について丁寧に振り返ることで状況を整理していきながら、「白フィーラー」などについて考察していこうと思う。 壁を越えなかった先で待っていたのは… ※1 クラウドがセフィロスの刃を止めると…