今回は2009年に公開された嵐の櫻井翔と三池崇史監督がタッグを組んだ「ヤッターマン」の見所を紹介!
概要
本作は1977年から放送され人気を博したテレビアニメ「ヤッターマン」を、松竹×日活×日本テレビが製作費20億円をかけて実写映画化した作品。
三池崇史監督によりテレビアニメを限りなく再現することをコンセプトとして、テレビアニメの声優や音楽を使った作品に仕上げている。
公開当時は動員ランキング初登場1位を獲得し、4週連続1位をキープ。
最終興行31.4億円と09年度実写邦画第6位の大ヒットとなった。
見所1 アニメのキャラクターの再現
三池崇史監督は原作がある場合ヴィジュアルにこだわるタイプだが、本作でも衣装代だけで5000万円もの予算を投じてまるでアニメの中から飛び出してきたかのようなキャラクターの再現を実現させた。
特に深田恭子演じるドロンジョ様に釘付けになる男性は多いこと間違いなし!
見所2 ヤッターマンのお約束
ヤッターマンは毎週戦いをしているというお約束をメタ的視点でギャグにしている作品。
三池監督はそのお約束の流れを徹底的に再現するために映画2時間の中に2.5話分の話を詰め、次回予告のサービスシーンまで挿入した。
もちろん戦いの流れもアニメのお約束を踏み、CGをふんだんに使った戦いが表現される。
見所3 ミュージカル映画要素
本作ではテレビアニメのお馴染みの歌が随所に流れるサービス精神満載の映画に仕上がっている。
見所4 ヤッターマン実写化問題ギャグ
アニメを実写化するにあたって、問題となる点を敢えてギャグにして消化している。
アニメではヤッターワンの上を平然と乗っていたが、実写ならではの苦労が描かれる。
見所5 随所に散りばめられる三池ギャグ
三池監督のオリジナルギャグがてんこ盛りだ。
特に嵐という国民的アイドルグループのメンバーであるはずの櫻井がサソリに噛まれた岡本杏里(当時13歳)の太ももの付け根を吸い出すシーンは衝撃だ。
さらにそれを感じ始める岡本杏理とそれを悲しそうに見つめる福田沙紀のシーンはシュールだ。
他にもこのレベルのギャグがわんさか出てくる。
三池崇史監督の悪ふざけが思いっきり入った笑える映画なので是非観てください!
オススメです!