「地球外生命体に寄生された!」
この設定から「『ヴェノム』と『寄生獣』が似てる!」と感じた人も多いようだ。正確には『寄生獣』は地球外生命体に寄生された訳ではないが、細かい事は置いといても確かに設定は似ている。
実写映画版を比較!
原作漫画で比較しても良いんですが、今回は実写映画版のビジュアルを比較してみたいです。
- 人を襲うシーン
- 寄生されてビビるシーン
- 顔とミックスしてるシーン
- 刃にして戦うシーン
- 腕を伸ばして戦うシーン
- 多勢の敵に無双するシーン
- カオスなシーン
確かにビジュアル面だけ観ても相当似てますね!「もしかしたら、製作スタッフが実写版『寄生獣』を観ていて参考にしたのかな…」と調べてみると…
『ヴェノム』のコンセプトアートを担当した田島光二さんは『寄生獣』のコンセプトアートも担当していたので、観ていたとか観ていなかったの問題ではなく製作側の人間でした…
(C)&TM 2018 MARVEL
(C)映画「寄生獣」製作委員会
原作はどっちが先?
原作での登場時期は『ヴェノム』は1984年の『マーベルスーパーヒーローズ シークレット・ウォーズ』にスパイダーマンが登場した時が初登場で、『寄生獣』は1988年に『モーニングオープン増刊』で全3話の中編連載として初登場しています。つまり登場時期は『ヴェノム』のが『寄生獣』より4年先行していたという事になります。
『ターミネーター2』に影響
本題と逸れるが『寄生獣』は1991年に公開された『ターミネーター2』に登場するT-1000の設定に大きな影響を与えたと言われています。どうやらジェームズ・キャメロン監督が本作を読んでいたようです。その為『寄生獣』の映画化権がハリウッドに渡ったのは『ターミネーター2』の為だという都市伝説もあったようです。
ちなみに実写版『寄生獣』のクライマックスの舞台は原作の森林の中のゴミ置場から放射線が飛び交うゴミ焼却炉に変更になっていて、公開当時『ターミネーター2』の焼却炉のクライマックスに影響を受けたと話題になりました。ただ山崎貴監督によると『ターミネーター2』ではなく『ブレードランナー』の未公開シーンの影響が強いらしいです。
最後に…
『ヴェノム』は11月2日(金)に日本公開です!
追記
『ヴェノム』は当初R指定で公開される予定だったが、最終的にPG-13での公開となった。実写映画版『寄生獣』も当社R-15で公開予定だったがPG-12での公開になったので、アメリカも日本もいろいろ大変みたいだ。