綾野剛主演「アバランチ」初回世帯平均視聴率10・3%で2桁発進― スポニチ
— ゴミ雑草 (@mjwr9620) 2021年10月19日
→ 新設された「月10枠ドラマ」の1作目
『ラジエーションハウス』から上手く繋げたか、情報を伏せる宣伝が良かったか ドラマの展開とリンクさせる演出等、話題を作ろうという努力が感じられる作品 https://t.co/aQhNWfs7uu
フジテレビで新設された月曜22時からのドラマ枠の第1弾、綾野剛主演『アバランチ』の放送がスタートし、初回視聴率10.3%を獲得したという。
- フジ、月9→月10でドラマ2連続
フジ「月10」もドラマ 今秋火曜9時からスライド、好調「月9」からリレー ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
— ゴミ雑草 (@mjwr9620) 2021年9月3日
→ 月9の勢いそのままに月10へと視聴者が流れれば、大ヒットが期待されるドラマ枠になるだろう
フジの月曜10時枠、ドラマ枠になるのか
知らなかった… https://t.co/5TAFSN1KGu
フジテレビの月曜22時枠は長年人気アイドルグループSMAPによるバラエティ番組『SMAP×SMAP』が放送されていたが、2016年のグループ解散により番組も終了。その後、フットボールアワーの後藤輝基、DAIGO、田中みな実によるバラエティ番組『もしかしてズレてる?』を放送したが、低視聴率により僅か一年で打ち切りが決まり、続く後番組の山崎育三郎、千鳥、高見侑里の『世界の村のどエライさん』も9ヶ月という短期間で終了。『スマスマ』の後枠は2番組連続低視聴率で短期終了となってしまった訳だが、2018年10月よりレギュラー放送を開始した所ジョージによる教養バラエティ番組『所JAPAN』は今年1月に放送100回目を迎えるヒット番組となった。そのため、このままフジテレビの月曜日は暫く「月9ドラマ→バラエティ番組『所JAPAN』」の流れが定着するのかと思いきや、秋クールからこれまで火曜21時から放送していたドラマ枠と月曜22時のバラエティ枠を交代すると発表。フジテレビとしては月9ドラマの勢いそのままに月10ドラマに視聴者が流れるのを期待した、という狙いが説明された。個人的には働き方も多様な時代といえど、学校も仕事も週の初日だという人が多い月曜日にドラマを2本立て続けに視聴するのは中々ハードではないか、とも思ったが、月9ドラマからどの程度の視聴者が流れているかは定かではないにしろ、初回二桁の好スタートに成功した。
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- 情報を伏せた宣伝
そんな本作だが、個人的には懸念要素は他にもあった。それは事前情報を必要最低限に絞った宣伝が行われていたことだ。例えば新ドラマの紹介番組では他ドラマが現場でのNGシーンなどを新規映像を見せながら披露する中で、本作のみは「見せられない」とPV以外の映像を見せなかった。もちろん、ディズニーの『スター・ウォーズ』シリーズやMCU、庵野秀明総監督の『シン・ゴジラ』や『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズなど、情報を伏せた宣伝により興味を惹かせてヒットに導いた作品もあるが、それらの作品は大抵既に人気があり、視聴者との信頼関係が築けているブランド作品。本作は新設されたドラマ枠と月9のような定番枠でもなければ、役者も豪華とはいえ役者の名前だけでは数字は取れないといわれる時代。演出家も映画『新聞記者』で日本アカデミー賞の作品賞を受賞した藤井道人監督とネームバリューはあるが、失礼ながら監督の名前だけで「見たい!」と多くの人が思うレベルには達していないような気がする。そんな訳で下手すれば情報が殆どない謎ドラマとして総スカンを食らう可能性もあったのではないかと思うが、結果を見るとプラスに働いたようだ。
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以下ネタバレ
- ドラマとリンクした生配信
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— 25日第2話 綾野剛主演 アバランチ (@avalanche_ktv) 2021年10月18日
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◢#アバランチ#綾野剛 #福士蒼汰 #千葉雄大#高橋メアリージュン #田中要次 #渡部篤郎 #木村佳乃#藤井道人https://t.co/euH111rdrK
また本作の初回は犯人がクローズドな場所でベラベラと自白したら、実は隠しカメラで撮影されていてリアルタイムで全世界に配信されていた、というオチだった。このオチは同作に出演する福士蒼汰も自分ではないにしろ『カイジ ファイナルゲーム』で同様の罠にハマっていたので、最近の作品では割とよくあるネタなのだが、本作では作中で配信が始まったのと同じタイミングでYouTubeの公式チャンネルでも同様のシーンがドラマとリンクする形で配信された。これは放送時間の決まっているテレビというメディア媒体ならではの演出だったと思うし、気づいた人が次々と動画にアクセスすることで、作中同様に視聴者数が増えていくというのも面白かった。
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- 最後に…
「情報伏せる宣伝」と「生配信」などから、「面白いことをやろう」「話題を作ろう」という意気込みが見える本作。今後何を見せてくれるか注目だ。