一部を除く全世界で『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が公開されて、記録的なヒットになっているそうだ。
- 日本とフィリピンのみ年明け公開
そんな大ヒット作品の本作だが、日本はまさかの「一部を除く全世界」の「一部」の方。フィリピンと共に年明け公開と全世界から3週間遅れでの公開となり、予告編で「ついに時は来た」と言わんばかりに大きく表示される「2022」という数字を見る度に複雑な気持ちにさせられる遅れとなっている。しかもワーナー・ブラザースが『マトリックス レザレクションズ』と『ファンタスティック・ビースト ダンブルドアの秘密』を世界に先駆けて公開してくれる中、ソニー・ピクチャーズは本作に限らず『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』『ゴーストバスターズ/アフターライフ』など、他の作品も本国公開のタイミングから大きくズレている始末。一昔前ならそれでも良かったのかもしれないが、現在のネット時代では世界中の情報が入ってくるため、「YouTubeでスパイダーマンの予告編を見てたら、Googleが最新のネタバレサムネを使った海外の考察動画を勧めてきてショック」とか「サントラ聴いたら、曲名がネタバレだった」などの事故系から「ネタバレ画像をアイコンにしたTwitterアカウントによるフォローされた」など悪質なケースもある。
- 国内でも試写会で格差
そんなこんなで日本に住むスパイダーマンを楽しみにしてる人たちはネタバレに怯えながら年を越さなければならない業を背負わされてしまった訳だが、同じ島国の中でも年明け前に作品を鑑賞できる機会があった。それがTOHOシネマズが2021年12月21日に開催した試写会に選ばれた者達な訳だが、同じ島国に住む者の中で「既に作品を観ている人」と「見ていない人」が存在しているというのは複雑な心境をより大きくさせる。しかも試写会翌日には『マトリックス レザレクションズ』がアメリカで公開と、「でも日本には『マトリックス レザレクションズ』があるから!世界が『スパイダーマン』のネタバレをするなら日本は『マトリックス』のネタバレをし返してやるからあまり調子乗るなよ!」みたいなネタすらもできなくなってしまう。
- 最後に…
日本の興行展開的に長期休みに公開時期を合わせるために遅れるというのはよくある話だが、今回は態々年末年始が終わった後の公開。やはり『呪術廻戦』を避けたのだろうか…
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— ゴミ雑草 (@mjwr9620) 2021年11月28日
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