2021年12月30日(木)より公開された松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』が、公開初日だけで興行収入3億413万310円を記録し、公開初日からのオープニング5日間では興行収入9億6276万6860円の大ヒットスタートを切った。配給会社の松竹は最終興行50億円を見込んでいる。
松本潤『99.9』が実写映画No.1の大ヒットスタート! 公開初日から興収3億円超 | マイナビニュース
- 『日曜劇場』の大ヒットドラマの劇場版
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『99.9-刑事専門弁護士-』は2016年と2018年にTBSテレビ『日曜劇場』で放送された、連続ドラマとしては初めて「刑事専門弁護士」をメイン題材にした「リーガル・エンターテインメント」である。タイトルの「99.9」は、日本の刑事事件における裁判有罪率99.9%を意味しており、本作は残された0.1%の無罪を解き明かす物語である。本作は「SEASON I」が平均視聴率17.2%、最高視聴率19.1%、「SEASON II」が平均視聴率17.6%、最終回視聴率21.0%を記録した大ヒットドラマ。劇場版公開前日に放送されたスペシャルドラマ『完全新作SP 新たな出会い篇～映画公開前夜祭～』も年末の特番編成の中で13.9%の高視聴率を記録した。
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放送当時は『トリック』シリーズや『20世紀少年』などの堤幸彦監督作品の演出を手がけてきた木村ひさし監督がチーフディレクターを務めていたことから、劇中に数多く仕込まれた小ネタなども話題となった。
松本潤、初の弁護士役に挑む主演作に自信! 主人公と「似ている」と共感も | マイナビニュース
- 松本潤主演映画史上最高のヒット見込み
これまでの松本潤主演映画の歴代最高ヒット作品は2008年に公開され、最終興行77.5億円を記録した『花より男子ファイナル』かと思いきや、『花より男子』はドラマ版から一貫して主演は牧野つくし役の井上真央。
では松本潤主演映画の歴代最高ヒット作品はというと、現在公開中でグループとしての主演作品『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』を除けば、2013年に公開された『陽だまりの彼女』の最終興行17.9億円だった。そのため、オープニング5日間で興行収入10億円に迫るヒットスタートを切った『99.9』が松本潤主演映画史上最高ヒット作品になるのはほぼ確実状態といえる。
※興行収入20億円突破で記録更新となった
- 木村ひさし監督作品としても最高ヒットへ
また木村ひさし監督作品の歴代最高ヒット作品は本作同様に『日曜劇場』で放送されていた人気ドラマを映画化した中居正広主演『劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』の18.5億円で、こちらも最高興行収入更新はほぼ確実。松潤は年末に本作の番宣で中居くんの冠番組『金スマ』に出演したことも話題となっていたが、そういう文脈で見ると少しだけ感慨深い気もしないでもない。
※興行収入20億円突破で記録更新となった
- 最後に…
『嵐』活動休止後は「一番仕事がないのではないか！？」というゴシップ記事を昨年はよく見たが、活動休止から1年後には『99.9』のスペシャルドラマと劇場版が好調、来年は大河ドラマの主演を務めるなど役者として大忙しのようだ。
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— ゴミ雑草 (@mjwr9620) 2021年12月21日
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