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福田雄一監督作品『新解釈・三國志』が11.9%の高視聴率、一方で「オリンピッグ騒動」後の放送で渡辺直美ネタに複雑な心境

福田雄一監督作品『新解釈・三國志』の視聴率が11.9%だったことが分かった。

 

  • 何だかんだで数字を持ってる福田雄一監督作品

新解釈・三國志

本作は2020年12月に公開されて興行収入40.3億円を記録した大ヒット作品。一方でTwitterで本作のタイトルを検索すると「面白くない」「つまらない」というサジェストが表示。また本作に限らず、「福田雄一監督作品は毎回同じだから飽きた」という声も毎回のように見る。

 

 

今日から俺は!!劇場版

ただ本作も昨年10月に地上波初放送された『今日から俺は!!劇場版』も視聴率11.2%と、地上波放送映画が一桁で当然という時代に二桁の高視聴率を連続で記録。製作側としては映画興行で大ヒット、地上波放送で高視聴率と一度で二度美味しいタイプの有り難い作品だ。福田雄一監督作品の一般的認知度が大きく上がったのは2017年公開の『銀魂』以降なことを踏まえると、今はまだ「飽きられる段階」というよりは「新規開拓中」という感じなのかもしれない。それでもあまり連発されると近い将来飽きられる日も来るのだろうが、半年に1回とか、年に1回ペースなら定期的に摂取したいタイプのコメディ作品として意外と息の長い監督人生を歩むのかもしれない。

 

 

  • 「オリンピッグ騒動」と「容姿ネタ」

一方で本作は公開当時から渡辺直美が城田優に「中途半端な外人顔」と容姿をネタにするセリフが物議を醸していた。また本作公開後の2021年3月に当時東京オリンピック開閉会式統括だった佐々木宏による渡辺直美を豚に見立てて「オリンピッグ」とするネタが炎上。その騒動を踏まえると、こちらも公開当時から指摘があったといえど、渡辺直美自身の容姿や体形をネタとするギャグの視聴者側の受け取り方をより複雑なモノとさせた。ただTwitterで関連ワードを検索すると、これらの容姿ネタへの賛否(というか、純粋に笑ってる人及び擁護派とモヤってる人及び批判派)は半々という感じで、それらの描写に関して大きく物議を醸すなどということもなかった。また「本編ノーカット放送」されたことから、日テレ的には「問題なし」という認識なのだろうし、良いか悪いかは置いといて暫くはこの状況は変わらない可能性は高いと感じさせた。

 

 

  • 最後に…

『新解釈・三國志』は福田雄一監督がインタビューで奥さんにアイデアを貰っていることをよく話していることを知ったうえで、ムロツヨシ演じる諸葛亮とその嫁(橋本環奈演じる黄夫人)の関係を見ると「ミスター安請け合い」とか「嫁のおかげで名を残す」みたいなセリフが意味深に聞こえて面白かったりもした。

 

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