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— 日曜劇場『VIVANT』8/13第5話! (@TBS_VIVANT) 2023年2月26日
7月𝐒𝐓𝐀𝐑𝐓日曜劇場
『#VIVANT』
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敵か味方か、味方か敵か_
この夏、冒険が始まる。#堺雅人#阿部寛#二階堂ふみ#松坂桃李#役所広司
日本を代表する超豪華俳優陣が集結!
"限界突破!アドベンチャードラマ"今夏始動! pic.twitter.com/lSWxV9Aqqj
SNSでTBSテレビ・日曜劇場『VIVANT』の展開が大盛り上がりだ。
- 福澤克雄監督の定年に際した「お祭りドラマ」
本作は『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』『ブラックペアン』『ドラゴン桜』など数々の高視聴率ドラマを世に送り出してきたTBSテレビの演出家・福澤克雄氏の定年退職を前に製作されたオリジナルドラマ。主演に『半沢直樹』で半沢直樹役を務めた堺雅人を迎え、『下町ロケット』『ドラゴン桜』の阿部寛、『陸王』の役所広司、『ブラックペアン』の二宮和也など主演級キャストが脇を固める。初回放送まで内容についての情報は伏せられていたが、いざ放送が始まると大規模海外ロケに加えて、車を何台もクラッシュさせる日本のテレビドラマのスケールを大きく超えるアクションシーンが「一体いくら予算を注ぎ込んでいるのか」「次回以降の製作費が足りなくなってないか心配」などと大きな注目を集めた。
- 『半沢直樹』とは真逆の主人公かと思いきや…
そんな本作、堺雅人演じる主人公・乃木憂助は丸菱商事に勤務するサラリーマンで初回冒頭から誤送金事件に巻き込まれるなど何処か『半沢直樹』を思わせる設定。しかし性格は半沢直樹とは正反対で出世レースからも外れ、終始薄ら笑いを浮かべながら問題に慌てふためく気弱なタイプ。しかし二重人格の持ち主でもう片方の性格は半沢直樹を連想させるキレモノ、どころか挑発的な物言いの性格は『リーガルハイ』の古美門研介を連想させる。本作はそんな乃木が初回でテロリストから自衛隊の影の諜報組織・別班の工作員だと疑われたことで大きな渦に巻き込まれていく、という内容。阿部寛演じる公安の野崎に「お前、別班か?」と問われた際には「そんな訳ないじゃないですか!」と慌てふためく様子には、阿部寛演じる野崎のドッシリとした余裕ある佇まいと対比され「本当に別班じゃないんだろうな〜」と視聴者を説得させるには十分な演出だった。
- 堺雅人演技の盛り合わせ
しかし第4話で乃木が本当に別班だったことが判明。ラストでは同期の山本を「バンジージャンプでもするつもりなのか」とツッコミたくなるような長いロープで首吊り自殺に見せかけて殺害したことで視聴者を戦慄させた。しかし改めて振り返れば乃木は情けない気弱な性格とキレモノの性格を使い分ける「二重人格」である上に初回ではCIAの友人に電話をして情報を回して貰ったりと「出世レースから外れた普通の会社員」としては明らかにおかしな設定。それにも関わらず自分含めて役者らの演技とドラマの演出によって見事に油断させられ不意をつかれた視聴者が多かったようだ。また本作の表の顔は温厚そうな一方で裏では社会的悪を抹殺する裏の顔を持つという設定は堺雅人主演ドラマ『ジョーカー 許されざる捜査官』を連想させる設定。そのためSNSでは「『半沢直樹』『リーガルハイ』『ジョーカー』など過去の堺雅人主演ドラマの設定の盛り合わせ」と大盛り上がりすることとなった。
- 最後に…
まだまだ謎の多い本作、次回以降も目が離せない。
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