秋元治先生の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のコミックス最新201巻が5年ぶりに発売される。本作は2016年に『週刊少年ジャンプ』での連載を終了していたが、その後も不定期掲載を続けていた。
『こち亀』24時間限定で200巻分全話無料 異例の企画に両さん「1巻あたり7分12秒で読めばいい!」 | ORICON NEWS
— ゴミ雑草 (@mjwr9620) 2021年10月3日
→ 「何巻読めるかわしと勝負だ!」「1巻あたり7分12秒で読めばいい!楽勝だ!!」
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久々のコミックス発売の前日の昼から集英社は『こち亀』全200巻分全話を24時間限定で無料配信を始めた。両さん曰く「1巻あたり7分12秒」で読めば24時間で全話読み終えるらしいが、常人には不可能だろう。ただ本作は連載開始から45年もの歴史がある作品だからファンも多い。そのためネット上では自分が好きな回やオススメの回をシェアする人が沢山存在し、その結果トレンドには「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が常にランクインしている状態となった。恐らく漫画を筆頭とするカルチャーが好きな人はフォローしている誰かしらがシェアしていて、常に本作を目にしているという人も少なくないのではないかと思う。そう考えると、本作の無料配信は作品をシェアした一般人の一人一人が宣伝マンになってくれている感じなので、コミックス最新刊にとってメチャクチャ良い宣伝になっているのだな、と感じる。というか、多分これが狙いだったのだろう。
[第1953話]こちら葛飾区亀有公園前派出所 - 秋本治 | 少年ジャンプ+
— ゴミ雑草 (@mjwr9620) 2021年10月3日
『こち亀』最終回、ジャンプ本誌とコミックス最終巻(当時)が同日発売でオチが違う https://t.co/zB3A3YJdRM
『こち亀』は最終回でも『週刊少年ジャンプ』の掲載日とコミックス最終200巻(当時)を同日発売にして、尚且つ「オチ」を変えるという読者の「お祭り気分」を高めながら上手い商売をしていた。ただこれは劇中でもネタにされていることだし、多くの人が喜んでいることなので、また新刊が出る時は同じように盛り上げて欲しい。