『劇場版 呪術廻戦0』が興行収入100億円を突破した。
- 歴代2位のオープニング興行収入
2022年度冬休み映画興行収入レポート①/『呪術廻戦0』歴代2位OPで100億円突破確実とライブ映画と『99.9』で松竹に貢献した「嵐」 - Junk-weed’s blog#呪術廻戦 #呪術廻戦0 #5x20FILM #嵐5x20FILM #嵐 #大野智 #二宮和也 #櫻井翔 #相葉雅紀 #松本潤 #映画999 #堤幸彦 https://t.co/AIMwEx9ILq
— ゴミ雑草 (@mjwr9620) 2022年1月28日
本作は『週刊少年ジャンプ』原作の人気アニメの前日譚を映画化した作品。公開日の12月24日は劇中の「百鬼夜行」と同日であることもあって、初日だけで10億円以上を稼ぐ大ヒット。オープニング3日間も26億円を超え、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に続く国内歴代2位のスタートとなった。配給元の東宝は公開初日段階で「最終的な成績は予測不能」と鼻息の荒いコメントを発表。更に公開1ヶ月が過ぎるタイミングでは「22日から入場者プレゼント第2弾の配布がスタート、今後も第3弾・第4弾の配布も控えているため、さらなる動員が見込めます」とノリノリのコメントを発表していた。
- 前日譚の映画で100億円突破
日本映画の興行収入100億円突破は2013年末段階では『南極物語』『踊る大捜査線』シリーズ2本と宮崎駿監督作品5本の計8本しか存在せず、宮崎駿監督が当時引退宣言をしたことで「今後日本映画で100億円は出ないかもしれない。出るとしても細田守監督作品で、それなりの時間が必要だろう」という認識が一般的だった気がする。しかし2016年にそれまで小規模公開しかなかった新海誠監督作品『君の名は。』が全国公開され、興行収入250.3億円と軽々100億円を突破。それでも「テレビアニメの劇場版は100億円突破は難しい」という意見は根強く、実際『名探偵コナン』シリーズも90億円は突破しても100億円には到達しなかった。しかしコロナ禍の2020年にテレビアニメの劇場版、それもコナンのような一見さんもそれなりに楽しめる1話完結作品ではない「途中から始まって途中で終わる本編の一部」を映画化した『劇場版『鬼滅の刃』無限列車編』が興行収入400億円超えと100億円を突破。そして2021年公開作品ではテレビアニメと新劇場版の完結編映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』と本編の前日譚映画『劇場版 呪術廻戦0』が100億円突破。これらのことから、どんな映画にでも100億円突破の可能性があることが示され続けた。
ただ冷静に振り返れば日本映画初の100億円突破作品『南極物語』はそもそも100億円突破することそのもの自体が前代未聞。日本映画興行界において数々の記録を塗り替えてきた宮崎駿監督初の100億円突破作品『もののけ姫』も当時の同監督の最高ヒットは『紅の豚』の47.6億円と非現実的。テレビドラマを映画化すること自体が珍しかった『踊る大捜査線』も同じことが言えるのだろう。
- 最後に…
興行収入100億円突破作品を振り返ることで、常に常識の壁は打ち破られ続けていることが分かる。『シン・エヴァ』に続き緒方恵美主人公映画が興行収入100億円突破しているというのも凄い話だ。
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