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『アントマン&ワスプ:クアントマニア』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』から見る日本のMCUの宣伝の変化

日本ではMCUの宣伝の仕方に多くの不満がみられる。ただ近年は改善方向にあるような気がする。

 

 

  • タイトルとサブタイトルの大きさが本国基準へ

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例えばポスターのデザイン。有名なのは2015年公開『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』のアインマンを中心にした「愛」を訴えるポスター。ただ近年は基本本国と同じデザインを採用している。それでも昨年は『ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー』のタイトルとサブタイトルの大きさが本国とは「逆だ」との批判が一部からあった。これに対しては「流石にこれくらいはよくね?」との擁護もあったが、気になる人は気になったようだ。

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そんなタイトルとサブタイトルの大きさ問題だが、今年公開の『アントマン&ワスプ クアントマニア』では本国基準でタイトルよりサブタイトルの方が大きいデザインを採用。「『アントマン』でこれが出来るなら、『ブラックパンサー』でもやってよ」との声もあるようだが、『ブラックパンサー』の反応からの総合的な判断なのだろう。

 

 

  • サブタイトルがナンバリングに

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (吹替版)

また公開当時、本国の『Guardians of the Galaxy Vol. 2』を『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』とのサブタイトルにして猛批判を浴びた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズも3作目は本国の『Guardians of the Galaxy Vol. 3』に合わせて『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』とのサブタイトル。日本の独自色が強いオリジナルのサブタイトルを避けた。これに対してSNSでは「2作目のサブタイトルも直して欲しい」「どうせなら、3作目も日本独自のサブタイトルを作って欲しかった」との意見が投稿されている。

 

 

  • 最後に…

この判断が「本国基準にした方が興行が見込めるから」なのか「どうせこれ以上の伸び代はないから、本国基準にした方がうるさ型のファンからも文句言われないからそれでいいや」なのかは不明。

 

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