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「ジョジョ」初心者のデビューにも最適!「岸辺露伴は動かない」を紹介!

岸辺露伴は動かない 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

今回紹介する漫画は岸辺露伴は動かないです。

 

ジョジョデビューに最適な一冊

ジョジョの奇妙な冒険 (1) (ジャンプ・コミックス)

ジョジョの奇妙な冒険」は既に100巻を超える人気マンガです。今から本作を読み始めるのはかなりハードルが高い…

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<出典:「ジョジョの奇妙な冒険」/荒木飛呂彦/集英社>

そして重い腰を上げて読み始めても今の若者にキツい劇画タッチと恋愛感… 木に自分と恋人の名前を掘ってキャッキャと木の周りを追いかけっこする姿を見て「このマンガ面白い!」と感じる人は多くないだろう。また今から読み始める人の多くはスタンドバトルを期待して読み始めるが、スタンドバトルが読めるのは第3部からと長い道のりが待っている。自分は第1部も第2部も好きだが、そこで挫折して「ジョジョ」に抵抗感を覚えて二度と読まなくなるのは勿体ない!そこでジョジョ」を第1巻で挫折した人や第1巻から読み始める踏ん切りが中々付かない人に勧めるのが「岸辺露伴は動かないだ。

   

 

岸辺露伴とは!?

岸辺露伴は動かない 2 (ジャンプコミックス)

岸辺露伴は動かない」は「ジョジョ」の第4部に登場する漫画家を主人公にしたスピンオフ作品だ。「スピンオフ作品ならやっぱり本編を読んでからのが…」と思う人も多いだろうが、その本編を読み始めるのに踏ん切りが付かない人なら「ジョジョ」の世界観を手っ取り早く理解する事が大切だと感じる。また本作は1話完結の読み切り形式の作品で「世にも奇妙な物語」の感覚で単発で楽しむ事が出来る作品なので本編を読んでいなくてもスンナリ楽しむ事が出来る。

さらに本作では「ジョジョ」の代名詞とも言えるスタンドバトルも楽しむ事が出来る。本当に初心者のために一応書いとくとスタンドとはそれぞれが持つ特殊能力という理解で間違いはないだろう。そして岸辺露伴は「ヘブンズ・ドア」というスタンド能力を持っており、人間や生物を読み書き出来る本にする能力であり、本になった対象の情報を読み取ったり新たな事項を加えて行動を制限したりする事が出来る。例えば相手の本に「岸辺露伴が見えなくなる」と書き込めばその書き込まれた人物は岸辺露伴を見る事が出来なくなる恐ろしい能力なのだ!

   

 

サスペンスの魅力

ここまでこのエントリを読んでもまだ読むか悩んでいる人の為に本作の登場人物に課せられた奇妙なミッションの一部紹介する。

  • ポップコーンを高く投げて食べろ!

ポップコーンをランプより高く投げて口で3度続けてキャッチしないと殺されるというミッション。一見簡単そうだ、太陽の光でポップコーンの位置が確認出来ないなど様々な事柄が邪魔をする緊迫するサスペンス!果たして彼は3度連続ポップコーンを食べる事が出来るのか!?

  • 血が止まらない死体

名家に生まれ大学卒業と同時に結婚する事が決まっていた女子大生は親に秘密で付き合っていた彼氏と別れようとする。しかし彼氏が拒み揉み合いになり彼氏を殺してしまった!部屋には親と婚約者が入ってこようとする!ここまででも十分サスペンスとして成り立っているのに、何故か彼氏の血がいくら抑えても止まらない!このままでは親と婚約者にバレてしまう!果たして彼女はこの窮地をどうやって乗り切るのか!?

  • マナーを守ってトウモロコシを食べれるのか!?

マナーを守らなければ大切なモノを1つ失う奇妙な屋敷に入ってしまった岸辺露伴。そこで与えられたミッションは、トウモロコシをマナーを守って食べろというモノ。トウモロコシの周りにはナイフ・フォーク・ハシと食器が置いてある。果たして岸辺露伴はマナーを守ってトウモロコシを食べ切る事が出来るのか!?

 

 

ここまで書いて思ったけど特にポップコーンとトウモロコシの件は凄くYouTuberがやりそうな企画内容だ。でもこんなバカバカしいミッションもジョジョ」の奇妙な世界観でサスペンス調で描かれると緊張感が凄く早く次のページをめくりたい衝動に襲われる程ハラハラさせてくれる。また一度読み終えて2周目を読むと「バクマン。」でいうところの「シリアスな笑い」も感じさせてくれる。「ジョジョ」に興味があるけど中々手を出せない人にはまずは本作から読むのがオススメ!もちろん「ジョジョ」の本編を読んでいて本作を読んでない人には絶対オススメ!読まなきゃ損するぞ!

岸辺露伴は動かない 2 (ジャンプコミックス)