「笑おう」
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3月以降は暗いニュースが続いた。そんな中、「笑おう」という宣伝コピーのもと大々的に全国公開されたのが長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP プリンセス編』だった。本作は当初今年5月1日に公開予定だったが、緊急事態宣言の発出もあり公開延期となっていた。そんな本作の公開日がそれから僅か2ヶ月半後の7月23日だと発表されたときは心底驚いた。正直な話、興行的なことを考えれば「早すぎる」と思ったからだ。
しかし「笑おう」という宣伝コピーを観た時に、自分は「いや、これはこんな日本全体が暗い時期だからこそ、少しでも笑顔を届けようと興行的に不利になると分かりながらも、ファンのため、そして日本映画界のために多少の不利益を被りながらも先陣を切って公開してくれているのではないか…」などという、とてつもないポジティブな受け取り方をした。
とはいっても、やはり「興行的には厳しくなるよな…」という気持ちも拭えなかった。宣伝動画では本編のセリフを切り取る形で「最低10億!目標50億!!」とダー子が宣言した直後、ボクちゃんが「ムリだ!」と否定する映像が公開されていたが、コロナ禍での公開だと前作『ロマンス編』が興行収入29.7億円のヒット作品だということを踏まえても「ギリギリ10億円行くか、行かないかのラインかな…」「10億円突破すれば御の字だよな…」という厳しい見方をしていた。
しかし蓋を開けてみれば週末2日間の興行収入は4億500万円、公開初日を含めたオープニング4日間では9億1200万円を記録する大ヒットスターを切った。週末2日間の興行は前作『ロマンス編』の4億8000万円からやや下回るが、平日の金曜が公開だった前作と異なり、本作は木曜祝日公開なので、そのことを踏まえればコロナ禍にも関わらず前作と同等のスタートが切れたと見ることができるだろう。
公開前は「今回の興行がイマイチでも、フジテレビは更なる続編製作に対して寛大な対応をしてくれよ…」と願っていたが、そのような心配は杞憂に終わった。
大ヒットスタートを切った本作は更なる続編も期待できるが、本作公開直前には残念な知らせもあった。この件に関しては別の記事で言及しているので繰り返しはしないが、パンフレットで「もし次回があれば、また参加できればいいなと思います」というコメントを読んだときは切なくなった。きっと続編でも「甘いマスク」と「情けない姿」でファンを楽しませてくれたのではないかと思う。
【追記】
子猫ちゃんたちのおかげで…
— 【公式】『コンフィデンスマンJP』 (@confidencemanJP) 2020年8月28日
『#プリンセス編』が…
ついに『#ロマンス編』を超えて、
観客動員220万人、
興行収入30億円突破‼️
本当にありがとうございます🙇♂️🙇♀️#長澤まさみ さん、 #東出昌大 さん、#小日向文世 さんの喜びのコメントはこちら👇https://t.co/W8bsRCHtBA#コンフィデンスマンJP pic.twitter.com/Zl15GZwmiC
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』が興行収入30億円を超えて前作『ロマンス編』超えのヒットとなった。
(C)2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会
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— ゴミ雑草 (@mjwr9620) 2022年1月14日